こんにちは、現役小学校教諭まつお(@matsuo_edu)です。
僕は2019年頃から本格的に投資を始めたのですが、その決断は本当に人生を変えたと振り返ります。
投資にはそれだけ大きなインパクトがありますので、まだ未経験の皆様は是非このページを何度も読み直して投資のことを知ってください!

今だから言えるけど、投資をやってきて本当に良かった!!
- 教師が投資する理由を知りたい人
- 投資をしてみたいが不安がある人
- 投資の商品選びが分からない人
- 証券口座の選び方について知りたい人



そして結論から言えばこう。詳しくは記事内で解説しますね。
- 複利により自動でお金が増える快感が最高だから
- 不安でも「長期投資」が前提なら負けにくい
- 迷うなら分散される「投資信託」を選ぼう
- SBI証券、楽天証券、マネックス証券あたり
普通の小学校教師が投資をする理由


多くの教師は投資をしていないのに
なぜ投資をするのか?
振り返ると、僕は最初から教師を辞められる自由が欲しかったのだと思います。
教師も好きだけど、ずっと続けていられる自信がなかったのです。
”いつでも辞められる選択肢が欲しい”
そのため「投資でお金の面で自由を勝ち取ろう」と考えました。そこが僕の原点であり原動力でした。
そこからは投資に関する本を読み漁りました。
初心者で知識足りないと思う方へ。僕が身に着けたマインドを、是非あなたもFIRE界隈の出発点ともいえる本と、金持ち父さん貧乏父さんの王道の書籍で身に着けてください。
これらは、最高のバイブルです。
そもそも忙しい教師に投資は向いているのか?


日本の教師は世界一忙しい
早速ですが、教師の最大特権「子どもの成長が嬉しい」を度外視した場合、教師の魅力は他に何があると思いますか?



民間企業と比べて福利厚生が手厚いところかな?公務員ってことで安定感があることがあげられるよね。
そうです、僕が考える教師の魅力は給与の安定感です。
それは、リストラがないことだけでなく収入が安定していること、1年後や10年後といった未来の自分の収入も検討がつくということです。
(参考:【給料】教員1年目の手取りから経験年数別の手取り額を公開します!(通帳画像有))
退職後などの遠い未来を見据えて長期でやるのが投資だと僕は考えていますから毎月の給料が安定しているということは本当に良い事なんです。





お金を貯金でなく投資に回すだけですごい違いが生まれるんですよ^^
収入が安定し、コツコツ投資ができる
収入が安定しているからこそ、日々節約して貯めたお金で投資に回すことができます。
名著バビロンの大富豪では、収入の10%を貯めろと言っています。
安定した給与がある我々は10%を貯めることぐらい楽勝ですよね。
給与が低すぎれば貯められません。
投資をする上で「揺らぐことのない給与という土台」が我々教師にはあるのです。アプリで管理すれば蓄財も楽しめるでしょう。
そして、投資による資産形成では二種類の方法があります。以下のtweetが分かりやすいでしょう。


①「株価が安い時に買い、高くなったら売る投資」は値上がり益=キャピタルゲインをねらう方法ですね。
一番気持ち良い投資で数千円でも儲けられると嬉しいです。
しかし、基本的に僕はこのキャピタルゲイン狙いの投資は勧めていません。



王道の投資なのに?
稼ぐには、相応の分析や株式市場にいる時間を長くする必要があると思っています。
僕たち公務員には「職務専念義務」があるから、学校にいる間に株価の上げ下げを見ることができないですよね。
すると、長時間見ていられる人より不利になるのです。
では、どんな投資方法をお勧めするかというと、②の「買ったら基本的に持ち続ける投資」です。
これについて学ぶために、重要な言葉として「配当金」と「株主優待」があります。
企業は投資からの出資を受けて事業をします。事業で出た利益を株主に戻します。これが配当金です。配当金を出さず、更に事業を進め株価の値上がりを追求することもできます。企業の考え方によります。
僕は配当金の存在を知った時は、脳みそを金属バットで叩かれたような衝撃を受けましたね。



あ、そんな人生をイージーモードにする仕組みが世の中にあったんだって。
一度購入してしまえば、毎年「配当金」と「株主優待」を貰うことができるので、基本的には持ち続けた方がお得なんですよね。


こんな風に、教師としての仕事の他に配当金がもらえると嬉しいですよね。
次は株主優待です。
投資したお返しとして、企業の商品やQUOカードなどを株主に渡す。優待制度を実施している企業としていない企業がある。
東証の再編によって、一部上場をする基準として個人投資家の数があったが緩和されたため、株主優待を取りやめる企業が相次いでいる。



我が家も食卓が潤いました。海鮮丼の素や、米沢牛のハンバーグをもらったりして、最高だったな💛


KDDIやオリックスなどは、カタログギフトを年1回もらえますし、JTでは自社の食品詰め合わせをもらえたりと、何がもらえるのか待っている間もワクワクできますね。



僕はイオンの「オーナーズカード」が気になるよ。使った分後からお金が返ってくる株主優待の制度です。
経済や国際情勢などに詳しい教師になれる


“投資家”は世界の”今”を敏感に感じ取る
投資をスタートする大きなメリットとして社会の構造や動きが分かるようになります。
投資を始めると世の中のニュースを受けて、どのように株価が動くのかが分かるようになります。
自分のお金を使っているので興味を持たない訳がないんですよね。



ニュースチェックが習慣になるし、ニュースの裏側まで調べて分かるようになりますね。
残念なことですが、よく教師は世間知らずと言われます。
それはきっと、学校文化が社会一般の企業が行っている財務や業績などの価値観がないからだと思います。
社会の常識が学校の常識ではないわけです。
僕は投資をし始めてから、次の言葉を覚えました。最初から覚える必要はありません。自然と少しずつ詳しくなっていきます。
PER・PBR・ROE・営業利益・経常利益・有利子負債・貸借対照表・損益通算・買掛金・売掛金・キャッシュフロー・自社株買い…
ほんの一部です。投資を通して自分がアップデートされていく感覚が嬉しいです。
斜陽社会で、誰もが「投資の必要がある時代」が来る


日本でも投資が当たり前になってきた
さて、2019年に老後2000万円問題が大きな話題をよびました。



どういう問題なんだっけ?



高齢夫婦、無職世帯が生活を送っていくと赤字が一ケ月で五万円出ることから、退職後30年間で2000万円の取崩しが必要になるという試算でした。
単身者であれば値段は下がるわけですが、ここで話題にしたいのは金額の大きさではありません。
老後にお金が必要になるのは誰もが知っていますよね。
この章のタイトルは『誰もが「投資をする必要がある時代」が来る』としました。
賢く生きるために「した方が良い」というレベルから「する必要がある」時代が来ていると思います。
その最も大きな理由が、お金は手元に置いていても増えないからです。意識的に働かせないと非常に勿体ないですし、社会的にもマイナスなのです。
人類の発明「複利」で老後2000万は余裕


”複利の力”
手元に置いていてもお金は増えないと言いました。
では、働かせるってどういうこと?と質問が湧きそうなので答えておきます。
自分が働く代わりに投資としてお金に働いてもらって企業の活動をサポートしてもらいます。
この時にお金自信が働いた給料が「株価の上昇」や「配当金」として入ってくる訳ですが、長期間になればなるほど利益は大きくなります。
その謎が「単利」と「複利」の違いなのです。
かの有名なアインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ「複利」の力を利用していくことで20代・30代・40代前半の教員であれば、老後二千万円問題はあっという間に解決できます


がんばって図解を作りました。
単利では毎年元本の100万円に利子が5万円ずつ加算されていきます。
3年目であれば、100+5+5+5で115万円ですね。30年目には250万円になります。(実際には現在の預金金利は半端なく低いので少額のお金にしかなりません。)
複利の場合であれば、利子にも利子がつきます。雪だるま式にお金が増えていくイメージを持ってください。



半端ないので是非理解してください。これを甘く見ているとリッチにはなれません。


複利で運用(利子も元本に組み入れて投資)すれば、「お金自身がお金を稼ぐ力」を獲得します。
すると30年後には、432万円と雲泥の差として帰ってきます。
お判りでしょうか?
期間が長くなれば長くなるだけメリットが大きいことがお判りいただけますよね。



投資に慣れた教師はどんどん追加で入金するから、元本100万どころの話ではありません。



投資を早く始めた人といつまでも投資を始めない人で圧倒的な差がつくって意味が分かったよね。
投資信託で、配当金を「再投資」するように設定しておけばあなたのすることは何もありません。
再投資とは、企業から支払われた配当金を使ってまた株を買う作業を自動でやってくれるという便利機能のことです。
設定して30年間放っておくだけで、この差が生まれます。
できるだけ早く資産運用(=お金自身がお金を稼ぐ仕組みづくり)をすることで、老後2000万円問題は解決できるのです。
何度も言いますが、大事なのは「早く始めること」です。
個別株か投資信託では実際どちらが良いの?


個別株?投資信託?
ここからは具体的にどのように資産を育てていくかのお話です。
資産の作り方として王道な物が二つあります。それが、個別株取引と投資信託です。
僕も最初は投資信託で始めましたが、知識がついて個別株やETFがメインに変わっています。
まだつみたてNISAで投資信託も続けていますし、どれが最適かなんてものは誰にも分かりません。
悩んでるぐらいなら、簡単に分散投資でリスクが抑えられる投資信託で始めましょう。
投資信託も最適解が出ていて、人口が増え続けることが予想される「世界株式」を買っておけば比較的安心できます。



楽天証券などで「eMaxis slim 全世界株式(オールカントリー)」(通称オルカン)などを購入しておけば間違いないです。
日本と違って世界の人口は増え続けています。
人が増えるということは、経済成長しますから、勝ち馬に乗っておけば良いという考えですね。
ただし、投資信託は投資する価値のあるものと手数料が異様に高い投資信託がありますので見極めてください。
このあたりの守る知識については両学長の書籍がお勧めです。というか、投資についても資産形成についても全てを僕はこの方から学びました。
妻は僕を「学長の信者」と呼んでいます(笑)
証券会社はSBI証券か楽天証券あたりから始めよう


証券会社はSBI?楽天?マネックス?
ここも深く考えずにOKです。
楽天証券かSBI証券かマネックス証券であれば基本的にOKです。ただし、最近は改悪ラッシュの楽天さんですので、今ならSBI証券を真っ先にオススメします。
基本的に3社は大手ですので大丈夫です。
コロナ暴落の時は、注文が殺到して取引時間中に使えなくなったこともあったので、できれば複数開設しておくことを僕はお勧めします。



売買したい時にできないと困るもんね!
それぞれメリットとデメリットがありますので詳しく知りたい方はリンクを貼っていますのでご覧ください。
ここでは、僕の使い分けについて書きますね^^
楽天証券…つみたてNISA・iDecoで活用
SBI証券…日本・米国の個別株取引で利用
マネックス証券…銘柄スカウターのみ使用(売買なし)
SBIネオモバイル証券…1株単位の積み立て
LINE証券…1株単位の積み立てに利用
楽天証券は正直、メイン口座にする魅力が薄れた


つみたてNISAとiDecoで投資信託の購入に使用しています。
楽天証券は何といっても楽天スーパーポイントが貯まるのが嬉しいです。が、2022年現在改悪ラッシュで楽天証券を活用するメリットが低下しています。
最優先に開設するのは「SBI証券」にした方が良いと思います。
これも含めて僕は通算40万円以上の楽天ポイントを貰っています。(参考:楽天のポイントは節約の要!楽天経済圏で意識していること)
SBI証券はアメリカの株がお得に取引可(ドル転有利)


僕は米国のETFや米国株式も購入していますが、それらはSBI証券を利用しています。
理由としては、円をドルに換える手数料が安いからです。
厳密にいえば、住信SBIネット銀行を使って円をドルに換えて(ドル転)、SBI証券で米国株を買っています。
楽天証券では1ドルを買うのに25銭かかりますが、住信SBIネット銀行の外貨積立でドル転をすると手数料が2銭で済みます。
塵も積もれば山となるってやつです。
住信SBI銀行と連携して簡単に買えるから、SBI証券を使っているということですね。
こう考えるとSBI証券が使いやすいのではなく、住信SBIネット銀行のドル転を利用したいからSBI証券を使っているようなものですね!
ちなみに、米国株を始めるならバフェット太郎さんの書籍をお勧めします。書きっぷりに皮肉もあって最高に勉強になるし面白い。
ネオモバで1株 数百円からの投資が可能(必須レベル)
同じSBIですが、こちらはネオモバイル証券です。
こちらでは1株ずつ国内株式の取引をしています。
ネオモバの最大のメリットは1株数百円から取引ができることです。それに月額220円で取引し放題なんです。


他の証券会社でも1株から取引できるのですが、手数料が高く手数料負けをしてしまうことが多いです。
資産形成で手数料はとても勿体ないので安い方が良いです。
その点、月に何回買っても手数料が220円で、毎月200円分のTポイントが貰えるので実質毎月20円で株取引がし放題ってわけです。
便利なのですが欠点もあります。
ネオモバでは指値取引ができません。この株が1000円になったら買って!という指示が出せず、相場での買取になります。
この点から、100株を決まった値段で買いたい時にはSBI証券、1株で良いから相場で買いたい時はネオモバという風に使い分けをしています。
人生100年時代だからこそ時間を味方に


人生100年。投資で豊かに生きる。
今回はまつおが実践する投資の基本をお伝えしました。
人生100年時代なんて言われますね。長生きが当たり前になると、それだけ生涯に必要なお金の数は増えます。
時間の切り売りでお金を稼ぐだけでなく、資産力(=お金自身がお金を稼ぐ力)をつけることで、豊かに生きていけると信じています。
さて、教師にとって、自分がどう生きるかを考えることは子どもを導くうえで重要な指針になります。
経済を知り、国内を知り、海外を知ることで、間違いなく自分の針は強く太くなっていくと思います。
投資の原資は節約から生まれた余剰金ですので、併せて家計管理もしていくことをお勧めします。
僕の家計管理については👇をご覧ください。


twitter(@matsuo_edu)でもよく投資について呟いていますので良ければフォローをお願いします。
それでは、グッドラック^^
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