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保護者面談

  • 「個人面談」で小学校教師が保護者に「聞くこと」を現職が解説します

    こんにちは。非常勤講師のやまこと、小学校教諭のまつおです。 今日は個人面談の話題です。保護者の中には、「保護者面談で先生に会うけど、何を聞かれるか不安でドキドキする」「あらかじめどんな話題が多いか知っておきたい」という方がいると思います。 現役で学校現場で働く私達が、その悩みにお答えいたしますね! [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/usually.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]保護者の立場からすると少し緊張しますもんね[/ふきだし] 今回は「何を聞かれるか」についての記事です。もし「どうしたら面談で担任と良い関係を築けるか」を知りたかったら、下の記事を参考にしてください。 https://chibikko-blog.com/mendanup/ 最初に言っておくと、保護者面談で保護者に失礼な態度で物事を言ってくる教師もいるので、その対処法については次の記事をご覧くださいね。 教師が面談で聞く内容の具体例をリストアップ 具体的にみていきましょう。教師はこんな質問をします。是非参考にしてくださいね! 学校では見えない下校後や普段の様子について 学校生活が終わってボルダリングに取り組む児童。こういう学校から見えない情報を保護者から聞くのが面白い! ここが聞きたい!下校後など普段の姿 ①下校後の過ごし方②よく遊ぶ友達と遊び内容③習い事の種類や内容④起きる、寝る時間などの生活リズムについて 教師は学校生活しか見えないので、それ以外の所を保護者面談で聞いて情報を補強したいという思いがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558691-1-e1653178976935.png" align="right" name="まつお" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="square"]普段は図書の本を読んでいることが多い子が、帰宅後は公園で走り回って友達と遊んでいることを教えてもらって、子どもへの見方が少し変わったことがあるよ。[/ふきだし] [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558691-1-1-e1653179015339.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fcdcd7" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]面談で「へぇ~」や「そうなんですか」って言葉をよく使うよね。[/ふきだし] 保護者の情報は確かなので、毎年のように新たな発見があります。そういう意味で、いつも情報をくれてありがとうございます! ①下校後の過ごし方 下校後に一人で過ごすのか、友達と遊ぶのか、習い事をするのかなどを聞きます。 ②よく遊ぶ友達と遊び内容 学校でよく関わっている友達を保護者に伝えるのですが、その際に帰ってからや土日に遊ぶ友達は誰ですか?と聞きます。 はやっている遊びなども合わせて聞き、子どもに話題として出したりしています。 ③習い事の種類や内容 習い事のことを子ども達は知っていて欲しいと思うものなので聞いています。 最近は多忙すぎる子もいるようなので、時間がいつまでかや、練習回数などを聞くこともあります。 ④起きる、寝る時間などの生活リズムについて 基本的な生活リズムが整っているかどうかを聞きます。 起きた時間はどうか、一人で起きられるか、寝る時間はいつか、誰と寝ているかなど、子どもの家庭での様子をイメージしながら聞きます。 わずかな情報なのですが、こういうことを聞くことで子どもの姿が立体的になっていきます。 リンク 学校が危惧していることについて 子どもの様子から、危惧していることが現実にならないよう、予防線を張る意味で聞き出すこともあります。社会問題になっているような内容が多い印象をもっています。 正直に聞きたい「危惧する内容について」 ①ゲームやSNSの利用状況、家庭内のルールについて②学校への要望(クレーム)はないか③自然教室や修学旅行などで留意することについて ①ゲームやSNSの利用状況について ここ数年、フォートナイトを筆頭に、ボイスチャットを活用したゲームでのトラブルが学校現場では多く聞かれるようになりました。 保護者が与えた商品なので、保護者がトラブルや悩み揉め事を解消して欲しいのが本心です。 しかし、実際に子ども達は学校に来て、話を聞くのは教師なので、揉め事になる前に布石を打っておきたいという気持ちもあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/point.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#f8ea85" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]学校は「心配していますので見守りお願いしますね」というメッセージを出す訳ですね。[/ふきだし] 気持ちが表れて「ゲームはどのぐらいやっていますか?」「誰とやっていますか?」「トラブルにならないように家庭で決めているルールはありますか?」という質問を投げかけます。 保護者が子どもの実態を把握していると教師は安心感を覚えます。 以前、LINEを使っていると聞いて心配した子がいたのですが、「親が毎晩すべてのログを読むのがルールです」と話されたので、大変安心したという事例がありました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/30代.jpg" align="left" name="まつお" col_border="#A0B09E" col="#dbf0d9" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]この保護者なら大丈夫だ!と思えた瞬間でした[/ふきだし] ②学校への要望(クレーム)はないか 教師にとって一番怖いのが保護者からのクレームです。 要望も妥当な内容であれば、聞くことで対処できますし改善に繋がります。一気に管理職まで電話してくる人もいるので、そうなる前に「何か要望はありませんか?」と必ず最後に聞きます。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-e1653178921713.png" align="right" name="まつお" col_border="#000" col="#cee0f0" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]実は僕には手痛い失敗があります[/ふきだし] 子どもとの信頼関係が気付けていない時に「強い指導」を続けてしまったことで「子ども達が怖がっていて・・・」という話をされたことがあります。(完全に自分の過ちですよね)うまくいっていない感覚があったので、そのことで頭を叩かれたような感覚でしたが、改善を進められました。 確かに言われた時は辛いのですが、結果的に見れば転機だったと思います。教師も迷っていることが多々ありますので、子が悩んでいたり困っていることは素直に伝えてみてください。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/06/matsuo-happy.jpg" align="left" name="まつお先生" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]子どもと関係性が良くなってから、保護者に「あの時に言ってもらえて本当に良かったです」と会うたびにお礼を言っています(笑)[/ふきだし] ③自然教室や修学旅行などの行事前は留意点はないか聞く 行事が近い場合には、それに関する内容を聞きます。普段と違う状況になることが多いので、配慮して欲しいことを聞ける絶好の機会ですからね。 何か担任に言わなければならないことがある人は、この機会をお忘れなくです。 家庭内の情報を少し教えて欲しい 家庭の中でのことを吸い出して聞きたい ①教育方針はどうなっているか②反抗期で困ったことはないか ①教育方針はどうなっているか 聞き方が難しいのですが、家庭教育で一番大事にしていることは何ですか?と聞くことがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/bouken01-e1582361697233.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fcdcd7" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]我が家なら「後ろ向きなことは考えず、人様に迷惑をかけない範囲で全力で楽しむ」かな[/ふきだし] これは、その家庭が大事にしていることは何かが分かることで、教師側の指導がしやすくなることがあるからです。 例えば「あいさつを必ずしなさい」と日々指導していると聞けば、今後あいさつに関して褒めてあげられる場面を見つけやすくなりますよね。 このように、家庭ごとに異なる価値基準を聞きだして褒めることに繋げるために聞きだすことがあります。 逆も然りです。 ある競技に取り組んでいて宿題がほとんど出ない子がいました。その子を毎回、指導する訳ですが、「宿題を出すことに取り組まない保護者と子に、出すように言い続けることに意味はあるのか」と思う自分がいました。保護者も家庭学習をやらせることを望んでいないのが面談で分かったので言いました。 お母さんに告げました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/04/m.png" align="left" name="まつお先生" col_border="#E3D25F" col="#f8ea85" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]学習が定着せず困ることがあるかもしれませんが今の状況で指摘して自己肯定感を下げるのもよくないと思うので指導しません。[/ふきだし] [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/komattana.png" align="right" name="心の友" col_border="#000" col="#cee0f0" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]それでいいのかと思う人もいるでしょうが、家庭の数だけ基準があります。押し付けではなく、ちょうどいいラインを見つけていくのもこの面談の意義だと思うのではないかな…?[/ふきだし] ②反抗期で困ったことはないか 4年生以上になると、「反抗期がやってきて言葉遣いが悪くなる」という相談を受けることがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-1-e1653178946298.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]大変だけど誰もが通る道だもんね[/ふきだし] そこで、反抗期で困っていませんか?と聞いています。これは的確な助言を授けようとしている訳でなく、保護者の悩みや葛藤を聞きだして、軽くなって帰ってもらいたいと思うからです。 以前、学校では凄く立派な子が、家庭ではひどい態度で困っているとお母さんが相談されたことがありました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/30代.jpg" align="left" name="まつお" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]言葉遣いが悪くなってきて、家族に対しても当たりが強くなり困って相談されてきたのでした。[/ふきだし] もしかしたら家族とは違う立場の私が話をしたら少し感じることがあるかもしれないと話し、面談しました。 結果、何も改善しませんでした(笑) しかし、保護者はその後「もうあの子の態度は諦めることにしました。学校で立派ならそれでいいです。」と割り切られたようでした。お役には立てませんでしたが、吐き出す先ぐらいにはなれたのかなと思います。 もしかしたら悩まれている方いるかもしれないので参考書籍を挙げておきます。ぬまっち曰く「反抗期はない」そうです。自己主張期だそうです。一読の価値ありだと思います。 リンク 面談の目的と典型的な失敗~「へこむ」まで追い詰める~ そもそもですが、どうして保護者面談をするのでしょう。学校側としては、子どもの状況を保護者と共通理解を図りつつ、保護者と人間関係を構築するのが目的です。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/bouken01-e1582361697233.png" align="left" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]というと?[/ふきだし] 例えば、SNSトラブルで教師が頻繁に対応しているとして、それを保護者が深く認知していない場合もあります。 面談で事実をお伝えしながら、今後の対処を考えていく機会にします。相談に乗り、子どもにも保護者にも教師にも良い方向に導いていきたいと考えています。 しかーし…時々、こんな声が聴かれます。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-1-e1653178946298.png" align="right" name="やまこ" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]文字の汚さを担任からすごく指摘されて、へこんで帰ってきた[/ふきだし] 折角の機会で学校に行ったのに、担任から指摘されるだけの個人面談・・・ これは典型的な失敗だと私は思います。 個人面談は全員が前向きになって、未来に向かうぞとなるべきだからです。 教師は考えて発言するべきですが、そういう教師に当たる場合もあります。非難するような指摘を受けた場合にはイライラしますが、受け止めて未来志向で保護者の方も考えてください。(すみません…) [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/komattana.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="square"]結局、人と人のやり取りだから難しい![/ふきだし] まとめ:聞かれることを想定して、伝えたいことを明確にしよう 最後までご覧いただきありがとうございます。現場の教師ならではの体験談をお届けできていれば良いのですが、いかがでしたか。 教師が「聞く具体例」を見て、あなたなら「何と答えようか」考えることはできたでしょうか。今回の記事を読み、自分ならこう答えるなという風に、やり取りの準備の一助になれば幸いです。 このように本来は教師向けに学校現場で役立つ情報を発信しているブログですが、保護者の立場にも有益な情報を掲載するように心がけています。また見ていただけたら嬉しいです。

  • 個人面談で先生と良い関係を作るには積極的な情報開示が鍵!

    どうも、まつおです。今日は個人面談(個人懇談)の内容です。学校では見られない家庭の姿があり、いつも楽しみにしているイベントです。 Yamako 読者の保護者の中には、「個人面談で先生と何を話せば良いかしら?」「良い関係を作りたいけど緊張するな」と思って情報を仕入れたい方が多いのではないでしょうか。 教師の立場からすると、良い関係を築きやすい保護者と、なかなかコミュニケーションが取り辛い保護者がいることは事実です。ただ、簡単なポイントを踏まえるだけで先生と良い関係を築くことができます。 Matsuo 現場の教師だから語れる具体例を使って説明しますので、参考にしてください。そして、担任の先生と面談を通して良い関係を気付いてくださいね! この記事は保護者向けです。学校の先生向けの記事は下の記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/mendan 今回は「どうやったら良い関係を築けるか」の記事ですが、「どんなことを聞かれるか」が気になる方は下の記事を参考にしてください。 https://chibikko-blog.com/kikukoto/ 実は面談で子どものことを積極的に話す保護者は好印象 意外かもしれませんが、「しょうもない話やな」っていう内容もウェルカムなんです。子どもの事をがつがつ話す保護者は教師にとって好印象です。 例えばで例を挙げてみますね。 こんな話題でも結構なんです なぜか息子のコミュ力が高すぎて面白かった話反抗期からか何事にも「うんち」と返す息子の話韓国のアイドルが好きすぎて部屋が大変な話 先生は、個人面談で学校では見えない所を保護者から教えてもらいたいと思っています。 登下校の時間帯や帰宅後の生活、会話に見え隠れする友達関係などですね。 教師から見えない部分をどんどん話してくれる保護者だと、教師も「あ、実は学校で…」「最近のA君の表情を見ていると…」などと話を広げやすいのです。 Matsuo 互いに沈黙していると単純に話し辛いですよね たとえ言い難いネガティブな内容でも伝えて欲しい 「子どもが夕飯を隠れてゴミ箱に捨てているんです」と相談をされたお母さんがいました。絶対辛かったはずなのに、担任に相談してくれました。まず、相談できる相手になっていること、これが嬉しいことです。子どもの行動の背景を共に考え、今後に生かしていくきっかけがお母さんの話で生まれました。 心の友 困ったことの相談で信頼する相手にしかしないじゃないですか。だから、ネガティブな内容を伝えてくれるってことは、こちらも親身に対応しなきゃなと思います。すると、少し距離が縮まるんですよね。 これからはその子にちがったアプローチで状況改善を図っていくことができます。それに、その後の保護者との連絡もスムーズになりますよね。 だから、話す内容を取捨選択したり「これはいいかな」などと思わずに、子どものことで思っていることを雑談のようにで構わないので教えてくれるとすごく担任の先生は助かるはずです! Matsuo 子どもに関係する雑談であれば、どんな些細な内容でも児童理解を深める貴重な情報になるんです。 私は、よく話をしてくれる保護者の話からこれからのヒントをたくさんもらっています。 実はお願いごとを明確に伝える保護者は好印象 担任の先生にお願い事をするのはちょっと気が引けますよね。でも、先生の立場からすると保護者の皆さんからお願いをされるのは全然嫌でありません。 むしろ、お願いごとを始めとした相談はどんどんして欲しいくらいです。 なぜなら、内容と理由をセットで教えてもらえると明日からの指導にダイレクトに生かせるからです。 個人面談で、体重の増加が激しくなっていて給食の量を減らしてほしいという保護者からの訴えがありました。 お母さん 実は最近、息子の体重が気になっていて… 保護者の話では、家であまり食べているわけでもなく運動もしているが体重が動かない、と。 給食を増やしたり、量を減らせばもっと健康的に過ごせるようになるはずだということでした。 その子は実際、よくおかわりをしていたのでこれから食事の量を少なめにし、おかわりはしないことを保護者と確認しました。 このように、保護者と担任の間で、どう指導していくかの具体的な所まで面談の間にできると今後の指導が凄く行いやすくなります。 保護者の方には、「担任の先生にどう指導して欲しいのか」と「指導して欲しい理由」をお話いただけるとうれしいです! クラスの事や担任の先生のことを話す保護者は好印象! こんなこと言うとお恥ずかしいのですが、お子さんのクラスの事や担任の先生の良い所などを話す保護者は大好きです!(笑) 教師も結局は人の子ですから…。 承認欲求というやつを求めてしまいがちですね! これまでの経験からも、担任をよく褒めてくれる保護者とはwin-winの良い関係を築いてきました。こちらも、無意識のうちにより目をかけるようになりますからね、当然かもしれません。 普段は、担任の先生って基本的に一人でクラスの経営をしているわけですよね。 そこに第三者の目が入ることは授業参観や管理職から見られる授業など部分的にしかないわけです。 あまり多くの人に評価してもらえない領域なんですよね。 だから、面談の機会に お母さん 先生のお便り、毎週見ると学校生活が良く分かってありがたいです~! とか、 お父さん クラスでやっている取り組みが凄く楽しいって息子が言ってます! とか言われたら 担任の先生は物凄く嬉しいんですよ!(笑) 理解いただけることじゃないでしょうか? 褒められれば「この人とは良い関係を築けそうだぞ」と担任の先生は思います。 良いと思ってること、子どもが喜んでいたことなどは、どんどん話してみて下さい。 担任からの信頼がきっと増すはずです(笑) 先生との面談をポジティブなものにしよう! 先生は個人面談で保護者と顔を合わせて話をすることを良い機会だととらえるはずです。 6月の面談は一年間の関係を作る機会になります。 子どものことや、学校で先生にお願いしたいこと、クラスや担任の褒めポイントを準備して行くと良いですね。 みなさんの面談がポジティブなものになりますように!! 学校の先生向けの記事は下の記事をご覧ください↓ https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendan

  • 個人面談で成功する教師の仕事術|教師は証拠を示そう!

    個人面談で保護者との結びつきを強くするための仕事術について紹介します。教師にとって難しい保護者対応の一つ、個人面談…。 個人面談何を話そうかな。子ども達の本当のことをズバッと言うのも気が引けるし、かといって嘘をつくわけにもいかないしね… 初任者の頃の私はこんな感じでした(笑)なんとも頼りないですね。その悩みを解決するための、たった一つのポイントが「証拠を示すこと」です。 この「証拠を示す」ことを意識するだけで個人面談での保護者からの信頼度はアップすること間違いなしです!! この記事はこんな人におすすめです! そもそも面談で何をすれば良いかよく分からない初任者の方ネガティブな内容を保護者に伝えなければならない方先生方がどのような工夫をして面談に臨んでいるか知りたい保護者の方 こちらは先生向けの記事です。保護者が気を付けるポイントは下の弊ブログ記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendanup 本記事では、個人面談のノウハウを記しますが、最も重要なのは教師側のマインドです。 その根本は「礼節」にあると僕は考えています。今は個人面談の直前で読めないかもしれませんが、教師として生きていく上で重要なので是非一度、こちらの書籍を読まれることをお勧めします。良書です。 リンク 個人懇談のポイント「証拠攻め」で価値ある面談にする! 教師側の気持ちの持ち方として、個人面談をその場しのぎで何とかやり過ごそうなどとは思ってはいけません!! 先生 その場しのぎはダメだと言っても、一体どんなことをしたら良いの?日々の子ども達への指導もあって、大それたことはできないよ? 言葉だけでは誤解を生む可能性があることを理解する 保護者は学校での様子、授業への参加態度や理解度は子どもの話を通じてしか入ってきません。ですから、教師が見た事実を伝えていきましょう。ただ、言葉だけで伝えるには説得力が足りません。説得力がない上にマイナスなことを伝えてしまうと… 意図せず、保護者とぎくしゃくした関係になることがあります。 保護者 先生はうちの子が計算力があまりないから…って話をしていたけど本当にそうなのかな?なんだか嫌な気持ちになっちゃったわ。 しかし、証拠を伝えながら話をするだけで保護者の中に納得が生まれます。そして具体的にどうしていけば良いかが見えてくるようになります。 学校の学習についていけるか心配された保護者 実は、私の学級の保護者で家では全然勉強をせず、学校での学習についていけているか心配だと相談されたお母さんがいました。 まつおさん たし算の100問を3分で解く取り組みをしているんですが、Aさんは学級平均の2分30秒を超えて、1分45秒ですよ。今の段階でここまでできるなら、今後の算数の計算の勉強も苦にはしないだろうと思っていました。 このように教えてあげたら、一気に安心した顔をなさったことがありました。それと、 お母さん そこまで見てくださってありがとうございます。子ども達の指導をちゃんとやってくださっていることが分かって安心しました。 嬉しい言葉を頂きました。ちょっとの努力が大きな効果を生みました!子ども達の情報さえあれば、教師への信頼感もUPしていきます!時間を作ってわざわざ学校まで足を運んでもらうのだから、準備は必要だということですね! 保護者がへこむ「ネガティブな話題」こそ、主観で語らず「客観的事実」を伝える ここからは保護者から面談で聞かれる頻出テーマについて考えていきます。 保護者 クラスの学習についていけているか教えて欲しい 授業に出ていない保護者の方々からすれば知りたいのは当然ですよね。保護者は、宿題プリントなど、子ども達の学習した痕跡から想像することしかできませんからね。 そんな中で、先生から「ちゃんとできていますよ!」って言ってもらえたら安心しますよね。逆に先生から「書く力がありませんね。」「計算力がありませんね。」と言われると暗い気持ちになりますよね。私たち教師は子ども達をより良く導くのが仕事ですから教師は適当なことは言えません。 だから、データを提示しながら語ることが重要になってきます。 褒める場合は感情を入れ、苦手なことは事実で伝える 問題は、ネガティブな内容を伝える時です。例えば、「計算が遅いのが気になる」ことを伝えたい場面だとしましょう。その時こそ客観的な事実を示して伝えたいと考えています。データで示せば、 保護者 なんだ、後45秒でクラスの平均に追い付くのか。だったらもう少し短くなるように家で息子と一緒にがんばろうかな。 という納得も生まれるはずです。データで示すことで、単なる教師からのダメ出しではなく未来志向で考えることができるようになる。個人面談は保護者を暗い気持ちにさせる面談ではありませんよね。 暗い気持ちになる理由の一つが、客観的な事実が何もなく、教師側の主観で判断して「できていない」というレッテルを貼られていることが原因だと思います。 子ども達の「できていること」を保護者に伝える時には、教師の主観が多めに入っていても良いでしょう。保護者は幸せな気持ちになりますし、教師と保護者を繋ぐ潤滑油のような働きもしてくれるはずですよね。 曖昧さはトラブルの元です!データで攻めましょう!! [ad] 「学校で仲の良い友達はいるのかしら?」 には写真や動画が有効! 仲の良い友達はいますか?誰と休み時間に遊んでいますか? 「中間休みの様子ですが教室にいる時はこんな風に本を読んだり、友達と遊んだりしていますよ」と、取っておいた写真を見せながら話をしたり、時には動画を見せたりしています。 想像でしかなかった休み時間の様子がちゃんとわかって安心したという声をよく頂いています。 以前、女兄弟ばっかりで女の子と遊ぶことが多い男の子を心配したお母さんがいらっしゃいました。私はそんなことは知らずに日頃の遊んでいる様子や勉強中の交流の様子を写真や動画で撮影していました。 うちの息子、女の子とばっかり話していません?男の子ともちゃんと遊べるようになって欲しくて、学校でおかまのように扱われていないか心配なんです。 個人面談の時に話を頂きました。ええ~…と私は思いましたよ。だって、全然そんなことがなかったから。 写真や動画を見せながら、全然問題ないことを伝えていくと、凄く安心して帰られました。お母さんの心配は全くの杞憂だったのですが、保護者側からすれば学校での様子は未知のものなのだなあと改めて思いました。 違うパターンもあります。 友達と上手く交流できない子の場合も同じように写真や動画を見せています。 まつおさん 休み時間はこんな風に穏やかに過ごしていますね。もう少し友達と関わっていけるようになって欲しいなという願いはあるので、集団遊びに積極的に誘っていこうと考えています。 このように伝えることで、教師が感じている学校での課題が保護者と共有した課題になります。 その時は、もう少し関われるように集団遊びを学級で取り入れる事や学校での遊びの様子を家でふりかえる機会を設けてくれることに話が一致しました。 もしかしたら保護者は同じ思いかもしれませんし、違う思いかもしれません。たとえ方針が違ったとしても早い段階で保護者側の意向を知れることは大事なポイントなのかなと思っています。 保護者を滅多にない機会だからこそ実りあるものに!! 何も個人面談は敵と話をする機会ではありませんよね。 経験談ですが、教師と保護者の関係が良いと、子どもは落ち着きます。家庭で教師の悪口を言われたら、子ども達は教師を見る目が変わっちゃいますもんね。 それに、教師の立場からする保護者と良い関係を築くことで学校生活を楽しめるようになります。卒業式の時に保護者の顔を見て泣いてしまったことがあります。本当に良いことばかりです。初任者時代であっても、もっと積極的に保護者に関わっていけば良かったなと振り返ることもあります。 ”保護者に「学級の一番のサポーター」になってもらう” そのために分かり合う努力に努めましょう。私の場合、それが証拠を見せながら話をするという一点に尽きます。少しでもみなさんの参考になれば嬉しいばかりです。 こちらは先生向けの記事です。保護者が気を付けるポイントは下の記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendanup

  • 「個人面談」で小学校教師が保護者に「聞くこと」を現職が解説します

    こんにちは。非常勤講師のやまこと、小学校教諭のまつおです。 今日は個人面談の話題です。保護者の中には、「保護者面談で先生に会うけど、何を聞かれるか不安でドキドキする」「あらかじめどんな話題が多いか知っておきたい」という方がいると思います。 現役で学校現場で働く私達が、その悩みにお答えいたしますね! [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/usually.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]保護者の立場からすると少し緊張しますもんね[/ふきだし] 今回は「何を聞かれるか」についての記事です。もし「どうしたら面談で担任と良い関係を築けるか」を知りたかったら、下の記事を参考にしてください。 https://chibikko-blog.com/mendanup/ 最初に言っておくと、保護者面談で保護者に失礼な態度で物事を言ってくる教師もいるので、その対処法については次の記事をご覧くださいね。 教師が面談で聞く内容の具体例をリストアップ 具体的にみていきましょう。教師はこんな質問をします。是非参考にしてくださいね! 学校では見えない下校後や普段の様子について 学校生活が終わってボルダリングに取り組む児童。こういう学校から見えない情報を保護者から聞くのが面白い! ここが聞きたい!下校後など普段の姿 ①下校後の過ごし方②よく遊ぶ友達と遊び内容③習い事の種類や内容④起きる、寝る時間などの生活リズムについて 教師は学校生活しか見えないので、それ以外の所を保護者面談で聞いて情報を補強したいという思いがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558691-1-e1653178976935.png" align="right" name="まつお" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="square"]普段は図書の本を読んでいることが多い子が、帰宅後は公園で走り回って友達と遊んでいることを教えてもらって、子どもへの見方が少し変わったことがあるよ。[/ふきだし] [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558691-1-1-e1653179015339.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fcdcd7" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]面談で「へぇ~」や「そうなんですか」って言葉をよく使うよね。[/ふきだし] 保護者の情報は確かなので、毎年のように新たな発見があります。そういう意味で、いつも情報をくれてありがとうございます! ①下校後の過ごし方 下校後に一人で過ごすのか、友達と遊ぶのか、習い事をするのかなどを聞きます。 ②よく遊ぶ友達と遊び内容 学校でよく関わっている友達を保護者に伝えるのですが、その際に帰ってからや土日に遊ぶ友達は誰ですか?と聞きます。 はやっている遊びなども合わせて聞き、子どもに話題として出したりしています。 ③習い事の種類や内容 習い事のことを子ども達は知っていて欲しいと思うものなので聞いています。 最近は多忙すぎる子もいるようなので、時間がいつまでかや、練習回数などを聞くこともあります。 ④起きる、寝る時間などの生活リズムについて 基本的な生活リズムが整っているかどうかを聞きます。 起きた時間はどうか、一人で起きられるか、寝る時間はいつか、誰と寝ているかなど、子どもの家庭での様子をイメージしながら聞きます。 わずかな情報なのですが、こういうことを聞くことで子どもの姿が立体的になっていきます。 リンク 学校が危惧していることについて 子どもの様子から、危惧していることが現実にならないよう、予防線を張る意味で聞き出すこともあります。社会問題になっているような内容が多い印象をもっています。 正直に聞きたい「危惧する内容について」 ①ゲームやSNSの利用状況、家庭内のルールについて②学校への要望(クレーム)はないか③自然教室や修学旅行などで留意することについて ①ゲームやSNSの利用状況について ここ数年、フォートナイトを筆頭に、ボイスチャットを活用したゲームでのトラブルが学校現場では多く聞かれるようになりました。 保護者が与えた商品なので、保護者がトラブルや悩み揉め事を解消して欲しいのが本心です。 しかし、実際に子ども達は学校に来て、話を聞くのは教師なので、揉め事になる前に布石を打っておきたいという気持ちもあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/point.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#f8ea85" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]学校は「心配していますので見守りお願いしますね」というメッセージを出す訳ですね。[/ふきだし] 気持ちが表れて「ゲームはどのぐらいやっていますか?」「誰とやっていますか?」「トラブルにならないように家庭で決めているルールはありますか?」という質問を投げかけます。 保護者が子どもの実態を把握していると教師は安心感を覚えます。 以前、LINEを使っていると聞いて心配した子がいたのですが、「親が毎晩すべてのログを読むのがルールです」と話されたので、大変安心したという事例がありました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/30代.jpg" align="left" name="まつお" col_border="#A0B09E" col="#dbf0d9" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]この保護者なら大丈夫だ!と思えた瞬間でした[/ふきだし] ②学校への要望(クレーム)はないか 教師にとって一番怖いのが保護者からのクレームです。 要望も妥当な内容であれば、聞くことで対処できますし改善に繋がります。一気に管理職まで電話してくる人もいるので、そうなる前に「何か要望はありませんか?」と必ず最後に聞きます。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-e1653178921713.png" align="right" name="まつお" col_border="#000" col="#cee0f0" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]実は僕には手痛い失敗があります[/ふきだし] 子どもとの信頼関係が気付けていない時に「強い指導」を続けてしまったことで「子ども達が怖がっていて・・・」という話をされたことがあります。(完全に自分の過ちですよね)うまくいっていない感覚があったので、そのことで頭を叩かれたような感覚でしたが、改善を進められました。 確かに言われた時は辛いのですが、結果的に見れば転機だったと思います。教師も迷っていることが多々ありますので、子が悩んでいたり困っていることは素直に伝えてみてください。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/06/matsuo-happy.jpg" align="left" name="まつお先生" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]子どもと関係性が良くなってから、保護者に「あの時に言ってもらえて本当に良かったです」と会うたびにお礼を言っています(笑)[/ふきだし] ③自然教室や修学旅行などの行事前は留意点はないか聞く 行事が近い場合には、それに関する内容を聞きます。普段と違う状況になることが多いので、配慮して欲しいことを聞ける絶好の機会ですからね。 何か担任に言わなければならないことがある人は、この機会をお忘れなくです。 家庭内の情報を少し教えて欲しい 家庭の中でのことを吸い出して聞きたい ①教育方針はどうなっているか②反抗期で困ったことはないか ①教育方針はどうなっているか 聞き方が難しいのですが、家庭教育で一番大事にしていることは何ですか?と聞くことがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/bouken01-e1582361697233.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fcdcd7" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]我が家なら「後ろ向きなことは考えず、人様に迷惑をかけない範囲で全力で楽しむ」かな[/ふきだし] これは、その家庭が大事にしていることは何かが分かることで、教師側の指導がしやすくなることがあるからです。 例えば「あいさつを必ずしなさい」と日々指導していると聞けば、今後あいさつに関して褒めてあげられる場面を見つけやすくなりますよね。 このように、家庭ごとに異なる価値基準を聞きだして褒めることに繋げるために聞きだすことがあります。 逆も然りです。 ある競技に取り組んでいて宿題がほとんど出ない子がいました。その子を毎回、指導する訳ですが、「宿題を出すことに取り組まない保護者と子に、出すように言い続けることに意味はあるのか」と思う自分がいました。保護者も家庭学習をやらせることを望んでいないのが面談で分かったので言いました。 お母さんに告げました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/04/m.png" align="left" name="まつお先生" col_border="#E3D25F" col="#f8ea85" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]学習が定着せず困ることがあるかもしれませんが今の状況で指摘して自己肯定感を下げるのもよくないと思うので指導しません。[/ふきだし] [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/komattana.png" align="right" name="心の友" col_border="#000" col="#cee0f0" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]それでいいのかと思う人もいるでしょうが、家庭の数だけ基準があります。押し付けではなく、ちょうどいいラインを見つけていくのもこの面談の意義だと思うのではないかな…?[/ふきだし] ②反抗期で困ったことはないか 4年生以上になると、「反抗期がやってきて言葉遣いが悪くなる」という相談を受けることがあります。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-1-e1653178946298.png" align="left" name="やまこ" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]大変だけど誰もが通る道だもんね[/ふきだし] そこで、反抗期で困っていませんか?と聞いています。これは的確な助言を授けようとしている訳でなく、保護者の悩みや葛藤を聞きだして、軽くなって帰ってもらいたいと思うからです。 以前、学校では凄く立派な子が、家庭ではひどい態度で困っているとお母さんが相談されたことがありました。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/30代.jpg" align="left" name="まつお" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="circle"]言葉遣いが悪くなってきて、家族に対しても当たりが強くなり困って相談されてきたのでした。[/ふきだし] もしかしたら家族とは違う立場の私が話をしたら少し感じることがあるかもしれないと話し、面談しました。 結果、何も改善しませんでした(笑) しかし、保護者はその後「もうあの子の態度は諦めることにしました。学校で立派ならそれでいいです。」と割り切られたようでした。お役には立てませんでしたが、吐き出す先ぐらいにはなれたのかなと思います。 もしかしたら悩まれている方いるかもしれないので参考書籍を挙げておきます。ぬまっち曰く「反抗期はない」そうです。自己主張期だそうです。一読の価値ありだと思います。 リンク 面談の目的と典型的な失敗~「へこむ」まで追い詰める~ そもそもですが、どうして保護者面談をするのでしょう。学校側としては、子どもの状況を保護者と共通理解を図りつつ、保護者と人間関係を構築するのが目的です。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/bouken01-e1582361697233.png" align="left" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]というと?[/ふきだし] 例えば、SNSトラブルで教師が頻繁に対応しているとして、それを保護者が深く認知していない場合もあります。 面談で事実をお伝えしながら、今後の対処を考えていく機会にします。相談に乗り、子どもにも保護者にも教師にも良い方向に導いていきたいと考えています。 しかーし…時々、こんな声が聴かれます。 [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2022/05/2558718-1-e1653178946298.png" align="right" name="やまこ" col_border="#000" col="#fff" type="speaking" border="on" icon_shape="circle"]文字の汚さを担任からすごく指摘されて、へこんで帰ってきた[/ふきだし] 折角の機会で学校に行ったのに、担任から指摘されるだけの個人面談・・・ これは典型的な失敗だと私は思います。 個人面談は全員が前向きになって、未来に向かうぞとなるべきだからです。 教師は考えて発言するべきですが、そういう教師に当たる場合もあります。非難するような指摘を受けた場合にはイライラしますが、受け止めて未来志向で保護者の方も考えてください。(すみません…) [ふきだし icon="https://chibikko-blog.com/wp-content/uploads/2019/05/komattana.png" align="left" name="心の友" col_border="#000" col="#dbf0d9" type="speaking" border="none" icon_shape="square"]結局、人と人のやり取りだから難しい![/ふきだし] まとめ:聞かれることを想定して、伝えたいことを明確にしよう 最後までご覧いただきありがとうございます。現場の教師ならではの体験談をお届けできていれば良いのですが、いかがでしたか。 教師が「聞く具体例」を見て、あなたなら「何と答えようか」考えることはできたでしょうか。今回の記事を読み、自分ならこう答えるなという風に、やり取りの準備の一助になれば幸いです。 このように本来は教師向けに学校現場で役立つ情報を発信しているブログですが、保護者の立場にも有益な情報を掲載するように心がけています。また見ていただけたら嬉しいです。

  • 個人面談で先生と良い関係を作るには積極的な情報開示が鍵!

    どうも、まつおです。今日は個人面談(個人懇談)の内容です。学校では見られない家庭の姿があり、いつも楽しみにしているイベントです。 Yamako 読者の保護者の中には、「個人面談で先生と何を話せば良いかしら?」「良い関係を作りたいけど緊張するな」と思って情報を仕入れたい方が多いのではないでしょうか。 教師の立場からすると、良い関係を築きやすい保護者と、なかなかコミュニケーションが取り辛い保護者がいることは事実です。ただ、簡単なポイントを踏まえるだけで先生と良い関係を築くことができます。 Matsuo 現場の教師だから語れる具体例を使って説明しますので、参考にしてください。そして、担任の先生と面談を通して良い関係を気付いてくださいね! この記事は保護者向けです。学校の先生向けの記事は下の記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/mendan 今回は「どうやったら良い関係を築けるか」の記事ですが、「どんなことを聞かれるか」が気になる方は下の記事を参考にしてください。 https://chibikko-blog.com/kikukoto/ 実は面談で子どものことを積極的に話す保護者は好印象 意外かもしれませんが、「しょうもない話やな」っていう内容もウェルカムなんです。子どもの事をがつがつ話す保護者は教師にとって好印象です。 例えばで例を挙げてみますね。 こんな話題でも結構なんです なぜか息子のコミュ力が高すぎて面白かった話反抗期からか何事にも「うんち」と返す息子の話韓国のアイドルが好きすぎて部屋が大変な話 先生は、個人面談で学校では見えない所を保護者から教えてもらいたいと思っています。 登下校の時間帯や帰宅後の生活、会話に見え隠れする友達関係などですね。 教師から見えない部分をどんどん話してくれる保護者だと、教師も「あ、実は学校で…」「最近のA君の表情を見ていると…」などと話を広げやすいのです。 Matsuo 互いに沈黙していると単純に話し辛いですよね たとえ言い難いネガティブな内容でも伝えて欲しい 「子どもが夕飯を隠れてゴミ箱に捨てているんです」と相談をされたお母さんがいました。絶対辛かったはずなのに、担任に相談してくれました。まず、相談できる相手になっていること、これが嬉しいことです。子どもの行動の背景を共に考え、今後に生かしていくきっかけがお母さんの話で生まれました。 心の友 困ったことの相談で信頼する相手にしかしないじゃないですか。だから、ネガティブな内容を伝えてくれるってことは、こちらも親身に対応しなきゃなと思います。すると、少し距離が縮まるんですよね。 これからはその子にちがったアプローチで状況改善を図っていくことができます。それに、その後の保護者との連絡もスムーズになりますよね。 だから、話す内容を取捨選択したり「これはいいかな」などと思わずに、子どものことで思っていることを雑談のようにで構わないので教えてくれるとすごく担任の先生は助かるはずです! Matsuo 子どもに関係する雑談であれば、どんな些細な内容でも児童理解を深める貴重な情報になるんです。 私は、よく話をしてくれる保護者の話からこれからのヒントをたくさんもらっています。 実はお願いごとを明確に伝える保護者は好印象 担任の先生にお願い事をするのはちょっと気が引けますよね。でも、先生の立場からすると保護者の皆さんからお願いをされるのは全然嫌でありません。 むしろ、お願いごとを始めとした相談はどんどんして欲しいくらいです。 なぜなら、内容と理由をセットで教えてもらえると明日からの指導にダイレクトに生かせるからです。 個人面談で、体重の増加が激しくなっていて給食の量を減らしてほしいという保護者からの訴えがありました。 お母さん 実は最近、息子の体重が気になっていて… 保護者の話では、家であまり食べているわけでもなく運動もしているが体重が動かない、と。 給食を増やしたり、量を減らせばもっと健康的に過ごせるようになるはずだということでした。 その子は実際、よくおかわりをしていたのでこれから食事の量を少なめにし、おかわりはしないことを保護者と確認しました。 このように、保護者と担任の間で、どう指導していくかの具体的な所まで面談の間にできると今後の指導が凄く行いやすくなります。 保護者の方には、「担任の先生にどう指導して欲しいのか」と「指導して欲しい理由」をお話いただけるとうれしいです! クラスの事や担任の先生のことを話す保護者は好印象! こんなこと言うとお恥ずかしいのですが、お子さんのクラスの事や担任の先生の良い所などを話す保護者は大好きです!(笑) 教師も結局は人の子ですから…。 承認欲求というやつを求めてしまいがちですね! これまでの経験からも、担任をよく褒めてくれる保護者とはwin-winの良い関係を築いてきました。こちらも、無意識のうちにより目をかけるようになりますからね、当然かもしれません。 普段は、担任の先生って基本的に一人でクラスの経営をしているわけですよね。 そこに第三者の目が入ることは授業参観や管理職から見られる授業など部分的にしかないわけです。 あまり多くの人に評価してもらえない領域なんですよね。 だから、面談の機会に お母さん 先生のお便り、毎週見ると学校生活が良く分かってありがたいです~! とか、 お父さん クラスでやっている取り組みが凄く楽しいって息子が言ってます! とか言われたら 担任の先生は物凄く嬉しいんですよ!(笑) 理解いただけることじゃないでしょうか? 褒められれば「この人とは良い関係を築けそうだぞ」と担任の先生は思います。 良いと思ってること、子どもが喜んでいたことなどは、どんどん話してみて下さい。 担任からの信頼がきっと増すはずです(笑) 先生との面談をポジティブなものにしよう! 先生は個人面談で保護者と顔を合わせて話をすることを良い機会だととらえるはずです。 6月の面談は一年間の関係を作る機会になります。 子どものことや、学校で先生にお願いしたいこと、クラスや担任の褒めポイントを準備して行くと良いですね。 みなさんの面談がポジティブなものになりますように!! 学校の先生向けの記事は下の記事をご覧ください↓ https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendan

  • 個人面談で成功する教師の仕事術|教師は証拠を示そう!

    個人面談で保護者との結びつきを強くするための仕事術について紹介します。教師にとって難しい保護者対応の一つ、個人面談…。 個人面談何を話そうかな。子ども達の本当のことをズバッと言うのも気が引けるし、かといって嘘をつくわけにもいかないしね… 初任者の頃の私はこんな感じでした(笑)なんとも頼りないですね。その悩みを解決するための、たった一つのポイントが「証拠を示すこと」です。 この「証拠を示す」ことを意識するだけで個人面談での保護者からの信頼度はアップすること間違いなしです!! この記事はこんな人におすすめです! そもそも面談で何をすれば良いかよく分からない初任者の方ネガティブな内容を保護者に伝えなければならない方先生方がどのような工夫をして面談に臨んでいるか知りたい保護者の方 こちらは先生向けの記事です。保護者が気を付けるポイントは下の弊ブログ記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendanup 本記事では、個人面談のノウハウを記しますが、最も重要なのは教師側のマインドです。 その根本は「礼節」にあると僕は考えています。今は個人面談の直前で読めないかもしれませんが、教師として生きていく上で重要なので是非一度、こちらの書籍を読まれることをお勧めします。良書です。 リンク 個人懇談のポイント「証拠攻め」で価値ある面談にする! 教師側の気持ちの持ち方として、個人面談をその場しのぎで何とかやり過ごそうなどとは思ってはいけません!! 先生 その場しのぎはダメだと言っても、一体どんなことをしたら良いの?日々の子ども達への指導もあって、大それたことはできないよ? 言葉だけでは誤解を生む可能性があることを理解する 保護者は学校での様子、授業への参加態度や理解度は子どもの話を通じてしか入ってきません。ですから、教師が見た事実を伝えていきましょう。ただ、言葉だけで伝えるには説得力が足りません。説得力がない上にマイナスなことを伝えてしまうと… 意図せず、保護者とぎくしゃくした関係になることがあります。 保護者 先生はうちの子が計算力があまりないから…って話をしていたけど本当にそうなのかな?なんだか嫌な気持ちになっちゃったわ。 しかし、証拠を伝えながら話をするだけで保護者の中に納得が生まれます。そして具体的にどうしていけば良いかが見えてくるようになります。 学校の学習についていけるか心配された保護者 実は、私の学級の保護者で家では全然勉強をせず、学校での学習についていけているか心配だと相談されたお母さんがいました。 まつおさん たし算の100問を3分で解く取り組みをしているんですが、Aさんは学級平均の2分30秒を超えて、1分45秒ですよ。今の段階でここまでできるなら、今後の算数の計算の勉強も苦にはしないだろうと思っていました。 このように教えてあげたら、一気に安心した顔をなさったことがありました。それと、 お母さん そこまで見てくださってありがとうございます。子ども達の指導をちゃんとやってくださっていることが分かって安心しました。 嬉しい言葉を頂きました。ちょっとの努力が大きな効果を生みました!子ども達の情報さえあれば、教師への信頼感もUPしていきます!時間を作ってわざわざ学校まで足を運んでもらうのだから、準備は必要だということですね! 保護者がへこむ「ネガティブな話題」こそ、主観で語らず「客観的事実」を伝える ここからは保護者から面談で聞かれる頻出テーマについて考えていきます。 保護者 クラスの学習についていけているか教えて欲しい 授業に出ていない保護者の方々からすれば知りたいのは当然ですよね。保護者は、宿題プリントなど、子ども達の学習した痕跡から想像することしかできませんからね。 そんな中で、先生から「ちゃんとできていますよ!」って言ってもらえたら安心しますよね。逆に先生から「書く力がありませんね。」「計算力がありませんね。」と言われると暗い気持ちになりますよね。私たち教師は子ども達をより良く導くのが仕事ですから教師は適当なことは言えません。 だから、データを提示しながら語ることが重要になってきます。 褒める場合は感情を入れ、苦手なことは事実で伝える 問題は、ネガティブな内容を伝える時です。例えば、「計算が遅いのが気になる」ことを伝えたい場面だとしましょう。その時こそ客観的な事実を示して伝えたいと考えています。データで示せば、 保護者 なんだ、後45秒でクラスの平均に追い付くのか。だったらもう少し短くなるように家で息子と一緒にがんばろうかな。 という納得も生まれるはずです。データで示すことで、単なる教師からのダメ出しではなく未来志向で考えることができるようになる。個人面談は保護者を暗い気持ちにさせる面談ではありませんよね。 暗い気持ちになる理由の一つが、客観的な事実が何もなく、教師側の主観で判断して「できていない」というレッテルを貼られていることが原因だと思います。 子ども達の「できていること」を保護者に伝える時には、教師の主観が多めに入っていても良いでしょう。保護者は幸せな気持ちになりますし、教師と保護者を繋ぐ潤滑油のような働きもしてくれるはずですよね。 曖昧さはトラブルの元です!データで攻めましょう!! [ad] 「学校で仲の良い友達はいるのかしら?」 には写真や動画が有効! 仲の良い友達はいますか?誰と休み時間に遊んでいますか? 「中間休みの様子ですが教室にいる時はこんな風に本を読んだり、友達と遊んだりしていますよ」と、取っておいた写真を見せながら話をしたり、時には動画を見せたりしています。 想像でしかなかった休み時間の様子がちゃんとわかって安心したという声をよく頂いています。 以前、女兄弟ばっかりで女の子と遊ぶことが多い男の子を心配したお母さんがいらっしゃいました。私はそんなことは知らずに日頃の遊んでいる様子や勉強中の交流の様子を写真や動画で撮影していました。 うちの息子、女の子とばっかり話していません?男の子ともちゃんと遊べるようになって欲しくて、学校でおかまのように扱われていないか心配なんです。 個人面談の時に話を頂きました。ええ~…と私は思いましたよ。だって、全然そんなことがなかったから。 写真や動画を見せながら、全然問題ないことを伝えていくと、凄く安心して帰られました。お母さんの心配は全くの杞憂だったのですが、保護者側からすれば学校での様子は未知のものなのだなあと改めて思いました。 違うパターンもあります。 友達と上手く交流できない子の場合も同じように写真や動画を見せています。 まつおさん 休み時間はこんな風に穏やかに過ごしていますね。もう少し友達と関わっていけるようになって欲しいなという願いはあるので、集団遊びに積極的に誘っていこうと考えています。 このように伝えることで、教師が感じている学校での課題が保護者と共有した課題になります。 その時は、もう少し関われるように集団遊びを学級で取り入れる事や学校での遊びの様子を家でふりかえる機会を設けてくれることに話が一致しました。 もしかしたら保護者は同じ思いかもしれませんし、違う思いかもしれません。たとえ方針が違ったとしても早い段階で保護者側の意向を知れることは大事なポイントなのかなと思っています。 保護者を滅多にない機会だからこそ実りあるものに!! 何も個人面談は敵と話をする機会ではありませんよね。 経験談ですが、教師と保護者の関係が良いと、子どもは落ち着きます。家庭で教師の悪口を言われたら、子ども達は教師を見る目が変わっちゃいますもんね。 それに、教師の立場からする保護者と良い関係を築くことで学校生活を楽しめるようになります。卒業式の時に保護者の顔を見て泣いてしまったことがあります。本当に良いことばかりです。初任者時代であっても、もっと積極的に保護者に関わっていけば良かったなと振り返ることもあります。 ”保護者に「学級の一番のサポーター」になってもらう” そのために分かり合う努力に努めましょう。私の場合、それが証拠を見せながら話をするという一点に尽きます。少しでもみなさんの参考になれば嬉しいばかりです。 こちらは先生向けの記事です。保護者が気を付けるポイントは下の記事をご覧ください。 https://chibikko-blog.com/teacher-work/mendanup