【解説】配当金生活をするにはいくら必要?

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FIREが一大ムーブメントになりましたね。

実際、圧倒的なパフォーマンスで配当金生活をしている方々はかなりの高属性です。例えば、五大商事に勤務するエリートだったり、親から資産を受け継いだりしている人も少なくありません。それでは普通の教育公務員である僕達には配当金生活なんて夢のまた夢なのでしょうか

今回は、一般公務員が配当金生活を目指すことは可能なのか、また、実現するためには一体いくらの金額が必要なのかをまとめていきます。

目次

必要な資産額は月に何円欲しいかで決まる

配当金生活といっても、人によって必要となってくる額は違います。FIREで有名な著者にも、平凡な生活をしている私にもそれぞれに見合った生活がある訳です。

やっぱりあれです、人には人の乳酸菌ってやつですよ。(ちがう)

まつお先生
まつお先生

利回り4%で月に1万円の配当金を受け取りたければ、376.5万円分の株式や債券の資産を作らなければなりません。月に20万円なら、なんとその額は約7,530万円。どっひゃー

僕はまだ月1万以下の弱小配当なので、月3万程度の配当金をねらっていきたいです。

やまこ
やまこ

そのぐらいの域に5年以内に到達したいね!

そうすると、資産額は1129万円必要になるのが分かりますね。遠い道のりですがしっかり歩んででいきたいと思います。

配当金生活で必要な額≒あなたの生活費

あなたが配当金生活をしてすぐにお金が無くなり死んでしまっては元も子もないので、配当金生活をする上で考えていなければならないことがあります。

あなたの望む配当を得るためにはいくらの資産が必要?
  • ①月に何円の配当金が必要かを求める
  • ②その配当金を得るためには税引前何円の配当金が必要かを算出する
  • ③税引き前配当金を得るために必要な資産額を計算する

このような手順を辿っていくとあなたがリタイアするために何円必要なのかが分かります。僕は月20万程度でした。これを計算して呟いたのが下のtweetです。意外と返信を頂いて興味を持っている方が多いようでした。

まつお
まつお

それでは実際にどのような手順で自分に必要な配当金を調べるかやっていきましょう!

月に何円の配当金が必要かを求める

最初のステップです。家計を振り返り、家族が月に何円あれば生きていけるかを算出しましょう!

やまこ
やまこ

この必要額が少なければ少ないほど経済的自由を達成するのが簡単になりますね!ミニマムな生活最強です^^

我が家の場合、将来的に実家の家(築20年程度)を有効活用していくことを検討しています。ただ、二世帯住宅にしたり、扱いやすいように様々な変化を求めると思うので月に4万程度の住居費がかかると想定します。

住居費、通信費、保険代、奨学金の返済、iDeco掛金の固定費でトータル7万円ぐらいです。電気、ガス、水道、携帯代などの変動費でトータル2万円程度。更に食費や雑費、日用品費などの生活支出でトータル8〜10万円程度はかかりそうです。

すると、我が家の生活費は約20万円程度かかることが求められました。

心の友
心の友

僕の予想より支出額は大きいことが分かりました。現実を見るためにもしっかり把握しておくことが大事ですね!

このように、大雑把で良いので家計に合わせて何円の配当金があれば暮らしていけるのかを出します。これが第一歩です。

税引前いくらの配当金が必要か求める

次のステップです。我が家は月に20万円の配当金があれば生活費をPayできるということが分かりました。

我々のもとに配当金がやってくる時は既に税金が抜かれた後の金額が手元にやってきます。例えば、100株保有しているJTから配当金が支払われると明細には「77円×100株=7700円」となっているのですが、実際はこんなにもらえません税金君の仕業で20.315%が引かれています。内訳は所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%です。(こんな内訳覚えておく必要はありませんよ。)

まつお
まつお

特定口座なら証券会社が自動で税金を引いているんやで

僕は、「年間受け取り金額に0.79685をかける」と記憶しています。この0.79685という数値を暗記しています。例えば、先ほどのJTでは7700円が税引き前の配当金です。7700円に0.79685をかけて出た金額が手取りです。(7,700円*0.79685=6,135円、手取り額は6135円)

僕のように年間240万(月20万)必要な人はどう計算すれば良いでしょうか。「必要年額÷0.79685」です。240万円÷0.79685=約301万円とでました。つまり、企業から301万円の配当金を貰えば税引後で240万(月20万)を達成できるというわけですね。

このようにして税引き前段階で必要となる配当金の額を求めます。

税引き前配当金を得るために必要な資産額を計算する

次のステップです。

我が家は税引き前年間配当が301万円必要でした。

これを達成するためには何円の資産が必要かを求める必要があります。高配当株を狙いつつも必要以上のリスクになることは避け、利回り4%程度で運用をするものとします。計算式は301万円÷0.04です。もし、もっと高利回りで運用を目指す、逆にもう少し利回りを下げる場合には0.04の小数第二位の数値をお好きに変更してください。

心の友
心の友

人には人の投資スタイルがあるから、自身に最適な数値で考えよう!

計算すると・・・7530万円と出てきました。

まつお先生
まつお先生

アンビリーバボー!

まとめ;高配当銘柄を買い集めて資産を雪だるま式に増やす

配当金だけで暮らそうとすると莫大な資産を作らないとリタイアできないようです。

もちろん、複利の力を利用して少しずつ雪だるま式に資産を蓄えていくというビジョンは大切です。複利の力について端的にまとめている記事はこちらから参照ください。

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ただ、それでも限界があると思うのです。そこで僕は以下の3つを今後大切にしていきたいと思っています。

配当金生活を実現するための今後の方針
  • ①ネオモバで資産株を小さく買い進める
  • ②トレードで小さな勝利を掴む
  • ③引き続き倹約に努める

この方針については別記事に今度まとめようと思いますが、やっぱり「金のなる木🌳」を育てるには資産を買うしかないのです。その点、1株から投資が可能なネオモバは最高で最大のパートナーであります。まだ口座開設していない方は超お勧めです。

この記事では、配当金生活をするために必要な資産額を求めるやり方について解説しました。皆さんの資産形成の一助になれば幸いです。このブログでは投資などの資産形成に関する記事を他にも書いていますので是非ご覧ください。

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この記事を書いた人

家計管理と資産運用に取り組む現役の小学校教師。将来はサイドFIREを目指して資産作りに努めている。2021年に第一子誕生し、父親となる。教師の幸せな働き方を追求すると共に、教職からの脱出を試みている。

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