このページに辿り着いた皆さんは、スケジュール管理を上手にしたいと思っている先生方ではないでしょうか。
- 担当なのに目前の行事を見過ごす
- 同じ時間にダブルブッキング
- 保護者への準備物の依頼が遅れる
- 同僚が休み日に交換授業を入れる
僕は上記のように、スケジュール管理が上手くいかず失敗して落ち込む経験が結構ありました。
このままではいけないと思っていたので、これまでも試行錯誤してきました。
- 教員向けの手帳を使う
- ノートに週予定と週案を貼る
- iPadで予定表を管理する
- 日課表を大量に印刷して使う
過去に使っていたのはこういうやつですね。
合う人もいるでしょうが、正直、僕は上手くいきませんでした。
僕は基本的にデジタル大好き人間なので、iPadで管理したい願いがあったのですが、校務PCを使ってタイピングするのと比べるとやはり遅く、画面が小さいのもネックになっていました。
そんな僕に最も相性が良かったのは、学期の初めにエクセルで週予定表を作って、大きな予定を入れて置き、来週の予定はノートに貼っていくスタイルです。
スケジュール管理の実際を紹介します
僕のスケジュール管理を紹介します。
①事前に用意するもの、②用意した物をどう準備するか、③週のルーティン、と落とし込んでいきます。
事前に用意するもの
- ①A3サイズのノート
- ②基本日課表(最初だけ)
- ③Excelファイル
特別な物は何も必要ありません。購入する必要があるのはA3サイズのノートだけです。ちなみに僕は100円ショップのA3ノートを使っています。全然問題ありませんよ。
A3サイズのノートの使い方
このノートの使い方がスケジュール管理の肝と言って良い部分です。
ノートに実装している機能(学校中の予定・自分の予定・打ち合わせの記録・必要なメモ)が、分散すると一気に効力が弱まります。
これらが一覧で見れる点が、A3サイズのノートで一元管理している理由です。
ノートは下の画像の使い方をしています。
左上は、教務から出る予定表を貼ればOKです。僕は毎回60%に縮小印刷して貼っています。
左下は、毎週行う打ち合わせの記録を取っています。以前はこの記録をノートには書いていなかったのですが、この部分を疎かにすると効果は半減します。
打ち合わせで話される内容は、忘れがちなんですけど、毎日確認するノートに記録を取っておくと、忘れなくなります。
同僚は、伝えたいことがあって打ち合わせで発言しているので、ここにメモを取ってちゃんと対応することで信頼度もアップしますよね。その意味で左下の欄には「★重要★」と書きました。
右下には面談予定を縮小したプリントを貼ったり、担当から出てきたプリントを小さく貼ったりします。その週に関わることを貼っておけばOKですね。
右上は、自分で作成した来週の予定を貼ります。この作り方を次を次の章で紹介します。
Excelでの週予定管理シートの作り方~テンプレート化~
A3ノートの右上には、Excelで作った週予定管理シートを貼ります。
どの学校でも、基本日課表を作成しています。これを使ってまずは、簡単な予定管理表を作りましょう。
こんなイメージです。
教科の所は色を変えておくと見やすいです。教科名のフォントを太いフォントに変更するのも良いですね。
「BIZ UDPゴシック」など太くて使いやすいです。更に目立たせたいところには「HGP創英角ポップ体」などが良いでしょうか。
作って満足しても、これで終わりではありません!
むしろ、ここからが本丸です。これをテンプレートとしてどんどん横に増やしていきます。
学期の最初に、あるいは学年の最初に学期(年度)の終わりまで見込んで、週予定表を作っておきましょう。
そうすることで、先に予定が入った時もあらかじめ予定を入れておくことが可能になります。例えば「8月に11月下旬の予定が入る」ようなこと、ありますよね。
そういう予定は、忘れがちなんですがファイルが出来ていれば、サッと入力して置けばダブルブッキングする可能性が減ります。
その時、同じExcelブックに別のシートを作ることも考えられますがお勧めしません。見えなくなってしまうからです。
毎週必ず見るこのファイルなので、先の予定も把握するために横に横に広げていきましょう。
スケジュール管理~毎週の流れ~
- (火曜日)
教務から配られた来週の予定をA3ノートに縮小して左上に貼る。それを元に来週の予定を立てる。 - (水曜日)
打ち合わせ → A3ノート左下にメモ
配られたプリントを右下に貼る
自学級の予定を特別支援学級へ伝える - (木曜日)
お便りを完成させ、管理職の点検を受ける
ざっとこんなイメージです。
iPadアプリを使った管理をおすすめしない理由
冒頭でiPadによる管理をやった経験があると言いました。
それをお勧めしない理由ですが、単純にiPadを見る機会がノートを見る機会より低い点にあります。スマホも含め、私物のデジタル機器を学校の中で見る機会は低いです。
確かにスタイリッシュで、外出先でも把握できて一見良さそうですけど僕には合いませんでした。
校舎内でiPadそんなに見ますか?僕は見ません。
お得なお知らせ
教員投資家の僕が実際に使ってお勧めできる案件を紹介🌱
✅マネックス証券に口座開設して稼ぐ
①ポイントサイトのモッピーに登録
②モッピー経由でマネックス証券の口座を開設
③投資信託を100円分購入する
これで数千円ゲット。僕が行った2022年8月は合計7000円貰えました。
ちなみに、紹介する僕は300Pもらえるだけですが、下から登録するだけで紹介される皆さんは2000Pもらえます。羨ましいです(笑)
紹介コードは「Fe5MA1fb」です。ご利用下さい。
✅忙殺される中でも読書を習慣にできるaudiobook
通勤時間を学びに変えるaudiobook最高です。
audiobookのお陰で、通勤や家事の時間が学びになっています。
14日間無料なので、読書したいけど忙しくて無理だと思っている人は挑戦してみましょう!
最期に:スケジュール管理で教師生活を豊かに
今回はスケジュール管理方法について紹介しました。
僕は、A3ノート+エクセルのアナログ×デジタルの二刀流をするようになってから上手く回るようになりました。
ただ、私のやり方が万人に受ける訳ではないと思いますので、ご自身に合うやり方を模索してみてはいかがでしょうか。
この記事が、皆様の参考になれば嬉しい限りです!
コメント