「疲れた・辞めたい」教師に送る、同僚も保護者も敵にしない教師のマインドセット3選

小学校教諭

『疲れた』『辞めたい』といったネガティブな環境に陥っている教師に向けて「学級担任が少し楽になるマインドセット」を紹介したいと思います。

効率の良いやり方などを知らない経験の浅い先生でも、ベテランと同じ量の仕事をするわけですから、時間も労力もかかって大変ですよね。

その悩みの対策に、経験の浅い教師にインストールをオススメするマインドを紹介します。

このマインドセットを自分に導入することで、疲れた、辞めたいという気持ちから一歩抜け出し、子ども達と関わるのが楽しくなると思います

他の先生と同じようにしなくて良い、焦る必要もない、子ども達を愛そう

私は初任地が大規模校で全学年が3学級以上の学校でした。この環境が私にとっては喜びでもあって、苦痛でもありました。

先輩の先生からお手本を見せてもらってどんどん成長しよう!という気持ちは最初だけ。

途中からは、他の先生のクラスはあんなに立派なのに、どうしてうちのクラスはこんな姿なんだろうと、悶々とすることが増えてきました

気になり出すと滅茶苦茶に気になるんですよね。

初任者の頃、他のクラスと比べて考えがちだった悩み
  • 他のクラスは自分のクラスと比べて整列が素早い。
  • 学年集会で他のクラスの方が手が挙がる。
  • 他の先生はリスペクトする子ども達が自分に対してはリスペクトしていない。

こんな姿が目につくと一言言いたくなりますよね。

子どもに向かって「なんで手を挙げないの!」「遅い!もっと早く並びなさいよ!」なんて言いますよね。他と比べて、悪い所ばかりを子ども達に強く言っていました。これでは子ども達との間に信頼関係は生まれません。むしろ、教師の嫌な面ばかりが目に見えてきます。

でも、初任者や経験の浅い先生の最初のスタートはそれで仕方ないんです。

だって、指導するタイミングや、指導のノウハウをまだ身に着けていないんだから。

苦しんでいる先生方に伝えたいこと。他の先生や学級と比べて劣っていると感じても、それを子ども達には見せないこと。悪い所は無視して、子ども達にはポジティブ要素だけを最初は届ける。ネガティブを見せないだけで、あなたの学級はきっと今より少し良い方向に向かいます。

子ども達は、教師として他の先生方より優れている先生ではなく、自分達と一緒に居てくれる温かい先生が大好きなのですから。

伝え方や注意のポイントが上手くなったと思ったら(余裕ができたら)、いよいよネガティブな所を軽く伝えれば良いのです。まずは良い所ばっかりを伸ばすで良いんですよ。

「保護者を敵にしているのは教師」正しく進めば協力者、間違えば敵になる

さて次は、「保護者は正しく進めば協力者、間違えば敵になる」という経験に基づくマインドセットです。

初任時代のある時、ある男の子が反発を強めるようになりました。授業中に立ち歩いたり、教師に反抗したりするようにです。ちょうど個人面談時期だったので、ありのままにそのことを保護者に伝えつべき伝えない方が良いのか迷いました。

この時の私は、こうなっているのは私が原因。私が何とかしなければならない問題と考え、保護者には悪い所を何一つ伝えないままに面談が終わりました。(ここが失敗点!!)

その後に、その男の子があまりにも学級の輪を逸脱するようになりました。学年主任とも相談の上、保護者に「実は…」と電話をしました。すると保護者からは「前の面談の時には言っていませんでしたよね?何でその時に教えてくれなかったんですか?」とのお言葉が

この保護者の方の思いは当然ですよね。

責任感を強く持つのは大事なことです。しかし、あまりにも先生方は保護者を敵扱いしたり、情報を共有したりすることに対して後ろ向きな所が学校現場にはあると思っています。

私の体験も、面談の時に「実は最近こういうことで困っていて、もうちょっと私も○○していこうと思っているんですけど…」と話をしていればきっと保護者も理解を示し、一緒に課題に立ち向かう「協力者」になってくれたはずです。しかし、大分後になって伝えたから「敵」になってしまったのです。

保護者に完璧な姿を見せることは無理です!!

あきらめましょう!

大事にして欲しいマインドは、保護者は敵じゃないよってこと。ちゃんと伝えて、ちゃんと筋を通せば良い敵にするも味方にするも実は教師次第なのです

アドラー心理学から考える「子どもに深入りしない教師」の魅力

最後に一番私の好きなマインドセットを紹介。

これはベストセラーの書籍から学んだこと。まだ読んでいない人がいれば、滅茶苦茶にオススメできる一冊です。

小学校教師として五年間努めて「子どもに深入りしすぎない」ことは重要なマインドだと考えるようになりました。言い方を変えれば、子どもを侮るなということです。

子どもだから言える。子どもだから適当にできるなんてことは全くないんですよね。簡単に子どもの行動や気持ちを変えられると思わないことです。「今この瞬間」の子どもの姿から少し離れて教育に関わろうというマインドです。

注意されたり、友達と少しでも揉めると気分が下がり回復に長引く子どもがいました。最初の頃は他の子どもと同じようにさせることが必要だと思っていました。

例えば昼休みに揉めたけど、勉強が始まり他の子が問題を解いているからこの子にも解かせなければという風に。

今思えばできるわけないですよね(笑)だってイライラしている状況の子に、問題解けって普通じゃない(笑)今だからこそ、そう思います。悪い事したなあと。しかし、この頃の私はそうしていました。

しかし、もっと荒れた子を持った時に思いました子どもの心は変えられない。だからこそ、必要以上に子どもの状況を変えることに介入せず、時間の経過をまったり、アプローチを少しずつ加えるなどの対策が有効です。

 今この瞬間に子どもを成長させたり、気持ちを変えたりするなんて無理なのです。この子どもの状況は変えられないけど、自分ができることはあるはず。そういうメンタルで仕事に取り組みましょう。

「あなたはセンスがある」退職校長から学んだこと

ここまで、3つのマインドセットを紹介しました。初任者や苦しむ若手教員のための記事を書こうと思ったのは自分が校長先生の言葉で救われた経験があったからです。

初任の頃、校長先生に面談の都度言われていた言葉があります。それは、「あなたは授業も生活指導もセンスがある。」という有難い言葉です。

振り返ってみて、まったくそんなことは無かったはずです。

それでも校長先生はその言葉を何度も何度も私にかけてくれました。心が軽くなり、もっとがんばってみよう!明日も子どもとよりよく関わろう!そんなエネルギーが心に宿る経験をさせてもらいました。

だから、私は今苦しんでいる若手に、大丈夫だよ。あれ良かったじゃん。子どもから好かれているね。と言葉を選んで話をしています。

初任者や経験の浅い先生は経験年数のある先生よりも苦しい立場にいることが多いです。同僚の先生方には、温かい言葉をかけて欲しいなあと思います。同じ公教育を担う仲間をつぶしたくはありませんからね。

苦しい、辛いと思っている先生方、大丈夫です。どんな状況でもこの関係性は一年間、長くても数年間で終わりが来ます

だから、自分を大切に、学級経営にも授業力向上にも少しずつ取り組んでみてください。

まつおさん
まつおさん

もうちょっと学んでみようかなという人は下の記事をご覧ください↓

番外編 クラスが上手くいかない人にオススメの一冊はこれだ!

やまこちゃん
やまこちゃん

まつお先生は学級経営や保護者対応のマインドセットをどうやって学んだの?

まつおさん
まつおさん

私は学級担任をしながら、何となくの経験で学級経営をしてきたよ。でも本当に自分の経営はこれで良いのか?と考えた時に、裏付けたいと思ったのね。自分の学級経営を「分かりやすく」まとめてくれていた一冊がこちらです!

学級経営をやってきたけど、自分の経営への考え方を整理したいなあという人はまずこの一冊から学んでみてくださいね!

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