こんにちは、まつお(@matsuo_edu)です。
早速ですが皆さん、副業や兼業して稼ぎたいなって思いませんか?僕の場合は投資をしているので、その種銭を集めるためにお金が欲しいです。今日は学長のいう「稼ぐ力」にあたるお話です。
副業も公務員だと厳しいですよね。そんな公務員の副業・兼業について面白い調査を見つけたので紹介します。
公務員の副業解禁は国の方針となっている
そもそも副業は法律で制限されている
大前提として、公務員の副業は法律で制限されていることを述べておきます。
営利を目的としないんだったらOKだから「公益的活動」の副業だったらOKです。例えば、NPO法人などで働く副業する公務員は今後増えてくるでしょう。営利企業でも、やりたいんだったら適正な手順を踏んで許可を貰ってやってくださいねということです。
国は二つの面から副業・兼業を推進している
公務員の副業は国が背中を押してくれています。副業・兼業をすることでどんなメリットがあると国は捉えているのでしょうか。皆さん想像がつきますか?
正解は「①地域の担い手不足の解消」と「②自治体における人材育成コストの低下」です。要は地域で活躍する働き手が増えますし、自治体ごとに人材育成しなくても副業やってセルフで鍛錬してくれたらコストが浮くという計画ですね。人口が減少する中で、国が地域の活性化の為に公務員を労働力として考えているというのがこの政策に表れている訳ですね。
投資でも大事な考え方ですが、国策は「国からのメッセージ」です。政策だけでなく、背景にあるメッセージを的確に読み取っていきましょう。
全体の半分以上の公務員は副業に興味があるという結果
さて、そんな公務員の副業解禁について興味深いデータを見つけました。それがこちらです。
東京市町村自治調査会「公務員の副業・兼業に関する調査研究~職員のスキルアップ、人材戦略、地域貢献の好循環を目指して~」
物凄く長い名前ですが、要は公務員の副業解禁に関することを「公務員側」と「住民側」の双方に聞いてみたというアンケートです。副業に興味のある僕にとっては最高に面白いデータでした。
それでは僕が興味を持ったところを抜粋して紹介させていただきます。
公務員が副業をしない理由ベスト5
まずは公務員が副業をしない理由です。僕も本音を言えば、副業でがっつり稼いでいきたいんです。
例えば、動画編集です。クラウドワークスなどで結婚式の動画なんかを作って喜んでもらって小銭稼ぎができたら楽しそうです。
こんな風に思いを巡らせている方も多いはずです。それでも多くの人は実行に移しません。その理由がこちらです。
一つずつ考察していきます。
第1位 規制の解釈が難しく、処罰の恐れがある
1位は副業をすることによって処罰のリスクが高まることへの懸念でした。
僕の予想通りでした。公務員は全体の奉仕者である訳ですが、組織からはみ出した思考を極端に嫌う傾向があります。処罰された職員というのは「駄目なやつ」の烙印を押されるのと同じように感じるのでしょう。
第2位 制度化が不十分で、処罰の恐れがある
2位は副業解禁の方針は出したけど、制度として不十分で勝手に解釈したら処罰されるかもしれないという恐れですね。もう少し具体的な基準がないと動けないと考えている人が多いようです。
第1位、第2位を見ると、稼ぎたいけど処罰をされるのは絶対に嫌だという心がよく見えますね(笑)
誰だって処罰の対象になりたくないよね
世の中の公務員は、副業したい気持ちを持ちつつも、めっちゃビビっていることが分かりました。
第3位 公務に支障が生じる恐れがある
3位は副業にかける労力が大きくなって公務に支障をきたすのではないかという意見ですね。
僕の考えですが、こういう人は副業が解禁されてもすべきじゃないと思いますよ。副業をすることで公務が疎かになるようであればまだ未熟です。副業をしている方々は、学級経営を安定させていますし、時間管理などがしっかりできる人が多いです。
まずは本業の力量をしっかり磨いた上で、その上で取り組むことをお勧めします^^
第4位 時間が取れない
次は「時間が取れない」人です。
3位と同じでこのタイプの方も副業に手を出すべきではありませんね。時間は意識的に作るものです。セルフ管理ができない方が副業に手を出すこと、本業も副業もどちらも倒れてしまう可能性があります。
まずは自分の人的資本をしっかり磨くこと、副業はその先にあるものですよね。
第5位 職場の理解を得られそうにない
これを見つけた時「分かる―!」とパソコンの前で一人で言ってしまいました。
副業をしていることが職員室でばれたら白い目で見られそうじゃないですか?あれ、「松尾先生って教師の仕事、一生懸命やらないんだ?」みたいな目で見られる可能性はとても高そう。本来、勤務時間の後の時間なんてどんな使い方しても言われる筋合いはないんですが…。
やっぱり、周りの目って気になるよね
ベテランの多い今の状況ではリスクが高いです。管理職にだけ副業を伝えて、他の方々には伝えない手もあると思うので対策は可能かなと思いましたけど。
市民も意外と「公務員も副業やったらええやん」が多い
初めに全体の傾向を掴んでみます。青が副業推進派、緑が範囲内でやればいい派、赤が副業はダメ派です。これを見ると、青と緑の合計はどの年代でも過半数を超えています。つまり、全体的な傾向としては公務員の副業も時代の流れ的にやっていいんじゃない?と寛容的に見ている人が多いことが分かります。
ちょっと前なら「絶対だめだよ」って考える人の方が多かったと思うけど、世の中は変わってきているんだね
もう一つ全体の特徴を挙げます。それは、世代が上がるほど、「青の割合が減り、赤の割合が増加する」です。
つまり、若手ほど副業の推進に肯定的で、就職氷河期以前の世代ほど副業に否定的なことが分かります。
なぜでしょうか。
副業の考え方に世代間ギャップが生まれる理由
僕が考えたのは以下の通りです。
今の40代が管理職世代になる頃には更に副業が推進されていくことでしょう。
この副業=悪という考え方は古い考え方として今後淘汰されていくことが予想できますね。
公務員の副業解禁に向けてスタートを切ろう
今回は副業に対する考え方が世代間では違う事や、どうして副業に踏み切れないでいるかについて解説しました。
僕は、「副業解禁は必ずやってくる。その時に取り残されないように力をつけておくこと。」を強くお勧めします。
例えば、動画編集や画像加工、ブログ作成やYoutube運営、Webデザイン、小物づくりなど幅広くやれることはあります。
動画編集もブログの執筆も本業とのシナジーが生まれるし、準備してるって安心感が自己肯定感を高めてくれるよ。
考えていくだけで楽しいですよね。いつか来るXデーに向けての準備は欠かさないようにしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。もう少し学びたい方はこちらをご覧ください。
少しでも役に立てばうれしいです^^
コメント