【良書】発達障害の子が学級に在籍する全ての学級担任へ勧めたい一冊

発達障害の診断を受けている児童やグレーゾーンの児童は、僕の経験上どの学級にも一人以上はいます。

先生方は日々、その対応に苦慮されているのではないでしょうか。彼らの特性は時に、集団の中で不適合し学級経営を困難なものにします。教師目線で見ると難しい児童になりますが、当の本人や保護者からしても課題をもっている状況です。

我々教師が経験則や偏った理解ではなく、医学的に正しい理解を持つことが大事だと思います。

発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法は、学級担任の正しい理解を助けてくれます。

本書は発達障害に対する正しい理解を助けてくれる

この本はタイトル通り「正しい理解」と「克服法」にフォーカスされていますが、量的には圧倒的に「正しい理解」に基づく記述が多いです。どういう基準でADHDやASDが診断されているのか、また診断されない場合はどういうものか。

発達障害児は、WISCで測る４つの群指数のばらつきが大きい傾向

発達障害の疑いがある場合、ウェクスラー式知能検査を実施しますよね。

WISCで測る「言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度」のそれぞれの指数のばらつきが大きいと発達障害が疑われるのですが、指数の凸凹がどういう状態だと、どんな困り感が出やすいかを分かりやすくまとめてくれています。

イーロン・マスクも自閉症の傾向があった（本書の一部まとめ）

その意味で、本書は発達障害で悩んでいる本人よりも、我々教職員のように発達障害児と関わる大人や発達障害のある方とお付き合いをしている人や家族などに極めて有効な書籍だと思われます。

僕は、過去に担任した子で発達障害を疑ってはいなかった優秀な子が、読み進めるうちに実はグレーゾーンの子で、あの症状はここに起因していたのかも知れないと思い当たる節がありました。

もし悩まれている方が居たら、学級経営に光明を指す一冊になるかも知れません。

執着、KY、ADHD、ASD（自閉症）、HSP、LD（学習障害）、知的障害

本書の章の見出しを取り上げます。それだけで本書がカバーしている内容が分かります。

第１章　「グレーゾーン」は症状が軽いから問題ない？

第２章　同じ行動を繰り返す人たち―こだわり症・執着症

第３章　空気が読めない人たち―社会的コミュニケーション障害

第４章　イメージできない人たち―ASDタイプと文系脳タイプ

第５章　共感するのが苦手な人たち―理系脳タイプとSタイプ

第６章　ひといちばい過敏な人たち―HSPと不安型愛着スタイル

第７章　生活が混乱しやすい人たち―ADHDと疑似ADHD

第８章　動きがぎこちない人たち―発達性協調運動障害

第９章　勉強が苦手な人たち―学習障害と境界知能

引用元：発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法（著：岡田尊司）目次より

例えば、第４章にはASDに関する以下の記述があります。

もし男の子が、精巣からのテストステロンだけでなく、母親からのテストステロンも浴びると、共感性やコミュニケーションの発達が抑えられ、システムへの関心やとらわれが強くなることを示す研究結果があり、このことからASD（自閉症スペクトラム症）は幼いころに過剰な男性ホルモンを浴びすぎて、脳が超男性化したことによるのではないかという説もある。

第４章　イメージできない人たち―ASDタイプと文系脳タイプより

この記述からは、共感する社会的スキルを知識として身につけさせていく必要性を感じます。限局された反復的行動が起こる原因まで理解して、彼らを見ることができればより深い理解ができます。

個人的な感覚ですが、理解は温かい風土の学級経営をする必要条件になります。

知らないで寄り添う事と、障害に対する知識を持って寄り添うのとではまるで違うと思います。読んでいて、今までこんな知識を持たずにかかわって来て申し訳なかったなと思ってしまいました。

しかし、今からでもきっと遅くありません。是非知識をつけていきましょう。

サクッと数万ポイントを手に入れて投資に回そう！

最後に教員投資家の僕からお勧めです。ある程度資産が大きくなると、お金がお金を運んでくれるフェーズが訪れますのでそこまで走りましょう。

投資に回すには種銭が必要です。投資に必須の証券口座ですが、何個持っていても維持費はかかりません。その上、各社の優れたツールを使えるようになるので、開設して損はないのに、めっちゃポイントもらえます。

ただ、モッピー経由で開設しないとポイントはもらえないので必ず先にモッピーに登録してから口座開設してくださいね。折角のお得な機会が台無しになっては損ですから(^^;)私にもポイント入りませんし…笑

必須級な証券口座の開設で数万円分が稼げちゃうんです！

まつおが実際にお勧めする案件は３つです。

SBI証券の口座をメインにしているのは企業姿勢

SBI証券は、メイン口座にしています。NISAもこちらでやっています。SBI証券は、何といっても住信SBIネットバンクとの相性が良いです。資金移動が楽だし、外貨に換える手数料が業界最安値級ですし、三井住友カードNLを年間100万使うと還元率が1.5%になる＋クレカ積立投資でもポイントがもらえると利点山ほどあります。

• 国内株式の売買手数料0円
• 現物取引も、信用取引も売買手数料０円！
• 2024年 オリコン顧客満足度®ランキング ネット証券 第1位

後は、業界最強の座があり、買付手数料などユーザーからすると不要な「業界の風習」をことごとく蹴散らしてきたのがこのSBI証券です。ここがやったから楽天証券なども追いかけて来たイメージです。だから、ここは開設しておいて損はないです。

マネックス証券を開設が必須の理由はツール

マネックス証券は何といっても「銘柄スカウター」です。高配当株投資では、いつ買うかが重要です。安く買えた方が配当利回りが高くなりますからね。その点、マネックス証券の銘柄スカウターは、PERやPBRといった割安さを測る指標が今どうなのかが見られます。

上の画像では、過去２年で見れば割安だけど過去５年で見れば割安ではないことが分かります。暴落時に仕込めば今より良い環境で購入できそうです。数字だけでは見えないし、自分で調べるのは超大変な作業をマネックス証券が代わりにやってくれています。これだけで開設する価値あるでしょ？

更に…

売上高や利益が増えてるから買おうという判断も、グラフがあることで見やすくなります。

auカブコム証券は…ポイントだけもらってバイバイ

auカブコム証券はごめんなさい…。ポイント貰うだけでいいです。笑

もしまだ証券口座を持っていなければチャンス！証券口座の開設はモッピー経由ですると結構稼げます！

紹介コード「Fe5MA1fb」です。ご利用下さい。