8/31 課題の分離と教師。私の課題は「子に自分の課題として認識させること」

2024年8月31日

当ページのリンクには広告が含まれています。

「まったく…ゲームをいつまでもやっているんだ。」こんな風に教師や親が子どもの姿を見て子ども自身の課題を自分の課題に捉えてしまうことがありますよね。

まつお

でも責任を負うのは将来のこの子だし…

課題の分離を少し学んだ後では、それは私の課題ではなく子自身の課題だから…と課題を放任してしまう危険性があります。どこか、少し放任して楽になろうとする節が私自身は思い当たり、もう一度課題の分離について考えてみます。

アドラーの提唱している「課題の分離」とは

嫌われる勇気や幸せになる勇気で紹介されている「課題の分離」について今日は考えてみます。アドラーは、自らがコントロールできる「自分の課題」と自らがコントロールできない「他者の課題」を明確に分離し、他人の課題に踏み入るのではなく自分の課題に集中すべきだと述べています。

リンク

子ども自身の「課題」を掘り起こすのが肝

そう感じているのは私です。正確には「私は子供の挨拶の声が小さいと感じていて大きな声で挨拶をして欲しいと思っている。」ではないでしょうか。理由を並べてみれば、将来困らないから、挨拶ができる子とみられた方がハロー効果でお得だから、などと理由は簡単に思い浮かびます。

でも、子ども自身が挨拶が小さいことを自分の課題として認識していない時に、親や教師がいくら言おうと子どもの課題になりません。だから、大人は伝える必要がありますね。君の挨拶の声は小さいと思うから大きな声で言った方が良いと思うよ。子どもはイラっとするかもしれませんが、そういうものかと思うかもしれませんね。

そこで子どもが挨拶について少し考えるきっかけとなって、自分の挨拶を変えてみようと思えばようやく自分の課題になります。私たちの仕事は、まだ見えていない子ども自身の「自分の課題」に気付かせてあげることだと思います。

「般若の面」を被って「挨拶をしなさい」と叱る人には課題の分離を教えたいですが、そこを超えた先は「課題の分離」と言って全てを放任するのではなく、子ども自身に巧みに「自分の課題」を認識させることです。

ゲームをやり続けた中学生の自分は親に「自分の課題」にさせてほしかった（傲慢）

僕自身の話になります。中学生の頃、巨商伝というMMORPG（ゲーム）にはまり永遠とやっていました。

朝は5時ぐらいから、昼ご飯までぶっ続けでゲームをして、昼ご飯を食べてからもずっとやり込んでいました。そんな生活を親の前で送っていて、たまに声はかけられましたが、そういう生活を送ることを僕は認められていました。

自分の課題になったのは成績が落ちてから。その前に…

ですが、もちろんゲームばっかりやっていては成績は落ちます。そして何だか成績が良くないぞと結果が出て初めて自分の課題になりました。できることなら、当時の僕にもう少し早く「このままだと君やばいぞ」と教えて欲しかったです。笑　いや傲慢ですね。例えば、模試を受けさせてみて現実を客観視させるとかが方策ですかね。（勉強をしなかった責任を親に押し付けているようなものですね。はい、全て自分のせいです笑）

「課題の分離を学ぶ→子供の責任だからと放任する」という路線ではなく、「課題の分離を学ぶ→私の課題は子に自分の課題として認識させること」という路線でいきたいという話です。

当面の私の課題は、自分でズボンの上げ下げや衣服の着脱ができるのに甘える幼児に、自分で衣服を着るように仕向けるかです…。前途多難です。笑

教員投資家matsuoが届けるお得なお知らせ

最後に教員投資家の僕が実際に使ってお勧めできる案件を紹介します。

やまこ

私は投資まったく知らないけど増やしてくれてありがとう！

投資を始めて家計が驚くほど好転したので普及します。ある程度資産が大きくなると、お金がお金を運んでくれるフェーズが訪れますのでそこまでひた走りましょう。（大体800万ぐらいからかな）資産状況をまとめたtweetが分かりやすいと思うのUPしますね。

これぞ資産効果。ただ僕の場合、安定給与を良いことに投資信託にフルインベストメントを基本としているので、暴落が来たらやばいっす。①２０年以上の長期目線②安定給与③毎月プラスの収支。この３つがあるから世界は経済成長する方向に掛けています。「短気で半分になってもええねん投資」です。 pic.twitter.com/DlA2ozZQFY
— 🌱Matsuo@教師×資産形成 (@matsuo_edu) July 31, 2023