こんにちは、まつお(@matsuo_edu)です。
今日は、子育てについてです。我が家は2020年2月に第一子が生まれました。母子共に健康でいてくれたことが何よりの幸福でした。我が子と初めての生活をしている僕ですが、新生児の子育てを20日間体感して考えたことをまとめます。これからパパになる方の参考になれば嬉しいです。

この記事の目次
母親は出産時には既に母、でも父は…

父はいつから我が子の親になるのか。
母はお腹にいる時から我が子を感じて母になっていくといいます。十月十日の時間をかけて少しずつ母親になっていくものなんだそう。でも、父はというと自分の体に命が宿るわけではないので、ママのように最初から親の状態ではないんですよね。女性は妊娠中、お腹が大きくなったりして生活が変わりますが男性は基本的に生活に変化はありません。

だから、想像力を働かせて労わることが大事だったね。
では、男性はいつになったら父になるのか。
子どもが誕生して、子育てに関わるようになってようやく父性は育つんだそうです。だから、僕たち男性は、積極的に育児に関わったほうが良い。生まれてからの抱っこ、ミルクやり、おむつ交換。僕も最初は、「落としたらどうしよう」「怖いな」「え、うんこついてるおむつ…」と考えていました。

兄弟がいない僕には、面倒を見るという感覚が分からず、恐怖心や懸念が先行していたんです。
ところが、我が子を目の前にしてそんな邪念は良い意味で消え去りました(笑)
ギャン泣きしてても可愛いし、うんこしてても可愛いです。それに、お世話をすればする分だけ可愛さは増してきます。これは父性が育ってきている証拠だと思います。お世話をすればする分だけ父性は育つ。そんな風に感じた最初の20日間でしたね。
逆に心配だったこと、よく分からなかったことがあるのも事実です。
気丈に振る舞うママとしての妻が心配される

数日たってから妻の様子が変わりました。なんだか気持ちが張り詰めているように感じました。
我が家の妻(ママ)は、性格的に抱え込むタイプです。人に迷惑をかけるくらいなら自分がやったほうが良いという考え方の人です。

自分ではそう思わないけどなぁ。
僕は合理主義者なので、妻と意見が違うことが多々あります。以前、「職場のことなんて上司の責任なんだから関係ないじゃん。もう辞めるんだし。」と話をしたら、「残る人が大変でしょ!」と一喝されました。他人を気遣う妻です。

よく怒られる僕です(笑)
家族構成が変わり生活が一変したことで、妻の疲弊を強く感じるようになりました。

どう考えても子育て中のママは大変だね。特に最初のうちはやっぱりママとパパでは、責任と思いの強さが違うところがあると思う。
3時間起きに子どもが泣いておっぱいをあげる、イレギュラーな子どもの事態に対処する必要がある、ずっと家にいて社会的な接点が減る、そういう生活をしているうちに思い詰めていた部分があったのだと思います。何もケアできていなかったのを反省しないとですね。
そんなこともあり、妻にせめて2時間だけでも熟睡できる時間を作りたいなと思いました。それを告げると妻は「寝てるよ、大丈夫だよ。」の一言です。いやいや…と思う僕(;’∀’)
そこから僕の『何とか妻を寝させる作戦』が始まりました。
作戦1:寝ている時、子どもが泣いたら積極的に抱っこ
我が家は妻と子が寝る場所、僕が寝る場所で分かれています。子どもが泣いたらすぐ分かる距離だけど、近くにいる妻の方が早く気付きます。僕が起きる頃には、妻が既に子のケアをしている状態で、起きる回数が妻の方が多いんです。うーむと思いましたが、これは諦めて妻にお願いします。
でも、起きなくて良いかというと違います。おっぱいをあげた後にミルクを作る手間があったり、抱っこを変わることがあります。だから、泣き声が聞こえたらすぐに起きて様子を見るようにしています。
やれることがないか様子を見て、子が落ち着くまで待機するようにしました。
作戦2:休みの日の朝は子どもを別室に連れ出す
先程も言いましたが、子どもが生まれてからの僕の一番の願いは「妻が休まる時間を作ること」です。でも、子どもがいる以上、ゆっくりと休むことは無理です。
ですから、子どもが寝ている時に僕が子どもを別室に連れ出し、対応すると良いと思いました。子どものちょっとした泣き声でもママは心配で起きてしまいます。だから、距離を取って僕が見ることで休まる時間を届けたいと思います。

物理的に遠ざければ泣き声も聞こえずに熟睡できるはずね!
僕はもともと朝方の人間なので、妻よりも朝起きるのが早いですし効果は大きいかなと思っています。
昨日は、妻が、起きて早々

今のターンめっちゃ寝た気がする。
と言っていたので「よっしゃ!作戦成功!」と心の中でガッツポーズしました(笑)
先輩パパに聞いて見えてきた5つのポイント
僕にとっての生涯学習ツールになっているtwitterで次のように聞いてみました。
たくさん教えていただきありがとうございました!今回は僕が学んだことをまとめます。
意識1:妻のホルモンの乱れ、余力の無さを知る
出産の後の子育ては、「交通事故にあったのに献血をしているようなものだ」と聞いたことがあります。
また、出産を機に女性ホルモンの影響で変化が大きいともいわれています。そういった事情を理解して、少しイライラしている様子でも歯向かうことなく肯定的に捉えることが大事ですね。
妻の一番の理解者になれるのは夫ですからね!
10ヶ月の息子を育てる専業主婦です!私は自身に心の余裕が無くて旦那に当たってしまうことがあり💦旦那も悲しいはずなのに優しく接してくれることに泣ける程感謝です😭産後1年は女性ホルモンの影響で情緒不安定らしいので、なるべく色んな事に寛容になってくれると同じママとしてとても嬉しいです☺️
— ちむちむ (@timutimu919) March 6, 2021
意識2:妻の決断回数を減らす関わり方
スティーブジョブズが決断の回数を減らすために同じ服を着まわしていたことはあまりにも有名ですね。子育て中のママも、子どものことで頭がいっぱいです。中心に子どもがいて、外側に行くにつれて他の家族や食事、休養などが入ってくるイメージだと思います。
中心点に集中が向いていることを理解して、枝葉の部分をこちらが担うようにすると良いです。
33歳、3人の子育てしてます。
— そらまめ @野外教育♯PA♯ICT♯子育て♯マネーリテラシー (@ogawamomo) March 2, 2021
完全育休ではないですが、生まれて二週間ほどは4時間目まで授業して、そこから男性の育児参加休暇取ってました。意識していたこととして、表現は難しいですが、『妻の思考』の邪魔にならないようにしました。『晩御飯何食べる?』とかは聞かないようにしてました。
うちはミルクだったので、深夜の授乳はやるようにしました。自分も出来ていないのですが無数にある小さな意思決定のサポートが大事なんですよね。
— shu-star (@shusay) March 2, 2021
例えば、ご飯の内容などをいちいち確認せず作っておいて食べてもらう。または、沐浴の準備を時間が来たら済ませておくという風にいちいち確認せずに進められる部分はこちらが担っておく。

日々の生活の中で、分かっているけど、なかなか難しいのよね~
子育てで子どもに向かう所以外のエネルギーを使わせない努力ですね。
意識3:コミュニケーションは丁寧に取る
子育てや育休が始まると一気に社会的に関わる人の数が減ります。妻の場合も同じで、夫である私や夫婦双方の親族ぐらいなものです。その時に例えば、子どものことを話したいのに仕事ばかりしているとか、子どもにも妻にも全く興味を示さないとかだったら最悪ですよね?

僕なら顔面パンチしたくなりますね(笑)
今まで以上に妻とのコミュニケーションを丁寧に取るぐらいが良いと思いました。ただ、僕の場合は子どもが可愛すぎたので、関わっているうちに自然と妻との会話も二倍ぐらいには多かったですね。笑
子どもの存在が夫婦関係を円滑にする部分は大きいと思いました。
今日の赤ちゃんの様子とか、健診どうだった?って聞いてくれたから、関心もってもらってると思えて安心しましたよ^^家事育児はすべて率先してやり、1ミリたりともめんどくさい表情しないで頑張ってくれて助かりました。産後1ヶ月は特にメンタル崩壊寸前できついので、優しく支えてほしいです!笑
— Yumi@baby(8m)溺愛中 (@Yumi73499976) March 2, 2021
妻の話は作業を中断して全集中で聞く!
— きくらげ@のんびり小学校教員 (@kikurage_life) March 2, 2021
意識4:「できるのにしない」を減らせ
これは非常に罪深い行為ですね(笑)
例えば、ゴミ出しなど、誰でもできる仕事なのに行動しないのは減点です。普段なら「やれよ!」ぐらいに思っている妻だとしても、子育てでいっぱいいっぱいになっていると「何でそんなこともやらないんだよ!自分で考えてやれよ!!」と、通常時の2倍の破壊力で言われる可能性があります。
余力の無さは人を変えますからね。
それだけ「できるのにやらない」は罪深い行為だと思っていた方が良いです。また、個人的な考えですが、「子育てを手伝う」という感覚もグレーです。子育ては確かに妻が主体ですが、夫は手伝うというより共同主体者です。手伝ってあげるのではなく、手伝って当然です。
その潜在意識が悪い関係に繋がりかねませんので、注意が必要です。
かなり難しいですが、自分が家事や育児を「やって当たり前なんだ」という意識が大事だと思います。買い物して当たり前、皿洗いして当たり前、逆にやってくれたらありがとう。これに尽きる。でも、それができないのです泣
— せるじ@英検二級&14年後にFIRE (@serujiteacher19) March 2, 2021
他の皆さんのコメントに加え、排水溝のゴミ取りや洗剤のストック管理等、いわゆる「名もなき家事(考える家事)」を心がけることですかね🧐
— おと*育休中ママ教員&投資🔰 (@piano_no_oto) March 4, 2021
毎日お疲れ様です😊産後の恨みは一生と言いますが、逆もまた然り、です。私は、夫への産後の感謝は一生忘れないと思います🥰
意識5:少しでもママに時間を作る努力
うちの妻は「大丈夫だから子育て任せて!仕事やっていいよ!」というタイプの人です。仕事上の愚痴はめっちゃ言いますが子育ての辛さなどを口にせず、抱え込むタイプ。性格なので仕方ないです。
その分ゆっくり休んでもらう時間を取りたいと思いました。同じように考えている方々は多いです。30分でも1時間でも2時間でも、ゆっくりできる時間を取るために「やれること」を見つけ出すことが大事だと考えています。その結果、僕が思いついたのが作戦2です^^
その心がけがうれしいです。我が子は夕方泣きがまぁまぁ激しかったので、夕方早くにいてくれたら心強かったです。1日に30分でも奥さんが一人になれて、週末は2,3時間そんな時間があると心身ともに楽だったかなぁと思います。
— まさはる@健やかな毎日を送りたい (@masaharu_kurasu) March 2, 2021
同じく28才一歳子持ちです👶
— ペグ@公務員FIRE (@peg_taro_) March 2, 2021
土日のどちらかで奥さま1日お休みをプレゼントしてはいかがでしょう?☺️🎁
まず定時に帰って色々面倒見ているのが素晴らしいです。奥さんもmatsuoさんの協力を感じているからこその振る舞いではないかと感じました😊
定時で帰ってできることはして、「ありがとう」と感謝を伝えることが大事だと思います。
— くむ (@kumuchama) March 2, 2021
夜中一緒に起きて夜泣きに対応し、ふらふらになりながら働いてたのも今となってはいい思い出です笑
あと、土日に奥様に1人の時間をプレゼントするといいかも。ほんの2,3 時間だけでも、リフレッシュできますよ。
まとめ:疲労は増すが幸福もぐんぐん増すのが子育て
子育ては確かに疲弊します。寝不足になりがちなので疲れます。
でも、子どもと関わっている時間はとても愛おしい時間になります。また、子育てを通して妻と小さな会話が増えると、家族の絆が増します。新生児の時期は手がかかるのか、これから更に大変になっていくのか、真っ只中にいる僕にはまだ分かりませんが、日々の生活を大切にがんばっていこうと思います。

子育てにフルコミットで頑張っていくぞー!!
最後まで見ていただきありがとうございました。
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