保護者も他人事じゃない!学校の働き方改革を進めるべき3つの理由【20代若手教師の体験から学ぶ】

働き方改革

「学校の働き方改革」って必要なのは分かるけれど、保護者にとって良いことはあるの?と考えていませんか?

小学生や中学生の保護者の方は、学校の働き方改革で先生方の勤務が少なくなると、今までできていたことができなくなる等、逆に困るんじゃない?と考えている方もいらっしゃいますよね。

まつお先生
まつお先生

この記事では、教師の働き方改革の目的(ゴール)についてや、教師自身がどのようなスタンスで働き方改革を捉えスタートさせていくかについて記事にしています。 興味がある方お付き合いください。

働き方改革のゴール1「教員のゆとり創造による、子ども達への質的な還元」

子ども達に

教員の多忙化によってマイナスの要素を受け取る人を考えてみます。教員本人、担任している子ども達、その保護者、教員の家族などが浮かびますよね。

では、教員が疲弊していることで、最もマイナスの要素を受け取るのは誰でしょう?それは子ども達です。

子ども
子ども

今日の勉強面白くなかったな。教科書を読んで終わっちゃったし、先生もテンション低くて辛そう…私まで気分が暗くなっちゃったよ。

こうした、授業や子ども達への関わりの質の低下が、学級崩壊担任への信頼低下威圧的な指導無気力な学級経営などの温床にさえ成っていると私は思います

定時をはるかに過ぎ、20時すぎから学年の打ち合わせをしているような状況で、目の前の子ども達に魅力的な授業を届けることは厳しいですよね。

働き方改革のゴール2「教員の再魅力化~志願者数低下から考える~」

次は学校教育の担い手の話です。

突然ですが、教員の志望率が減少していることはご存知でしょうか?

2018年度採用の全国平均倍率は約4.6倍。受験者数は約15万9000人

2019年度採用の全国平均倍率は約4.0倍。受験者数は約14万7000人

これだけ長時間労働や学校のブラック営業状態が白日の下に晒されているため、優秀な人材が民間へ流れている現状が分かると思います。

たまご

子どもと関わることが好きだし、先生という職業に憧れを持っていたんだ。いっぱい笑って、一緒に遊んで、子ども達を育てる仕事を頑張りたいな。でも…

こういった熱意ある方が「ブラック企業」状態の現場を教育実習などで見聞きし、教育現場を敬遠するのでしょう。

これでは、今後の社会を創っていく子ども達を育てる学校に優秀な人材が集まりません。そして、優秀な人材の少ない学校への信頼は低下して更に人材が減る。

その負のスパイラルを断ち切ることが必要で、働き方の改善が必要です!子ども達とかかわる授業や学級経営に時間を注げるような仕組みに変えていくことが必須です!

教育行政には「業務を減らす」覚悟がもっともっとして欲しい…と思っています。

先生方の「忙しすぎる」をどう解消するの?

 では、教師の多忙化を草の根的な視点で、どういう風にしていくかを考えてみます。

ぶっちゃけ無理じゃね?を声に出していく

現在の学校では、定時に帰るなんて絶対無理!!という方も一定数いらっしゃると思います。

働き始めたばかりの初任者や若手の先生だったり、体育主任や研究授業を控えているとか、様々なご事情がありますよね。

最近は、「ぶっちゃけ無理じゃね?」という声を上げることが大事かなと思っています。

それ、無理じゃないっすか?

それ、今からっすか?

それ、コスパ効率どうっすか?

遅くまで働くことを美徳として、時間も決めずに取り組んできた結果が今の公教育の破綻につながっています!間違いありません!

勤務時間に終わらないのであればそれを口に出して来年度には勤務時間に終わるように改善していく。

もしかすると、

数十年先から今を見ると、「ひどい時代だったな」と笑っているかもしれません。

しかし、今、目の前の子ども達に豊かな教育をするためには個人で働き方改革をしていくべきです。

これに、若手もベテランもありません。

自分を大切にしながら改革を進めていきましょう。

甘ったれず、個人内「働き方改革」をしていくべし!

尊敬する先輩は「5時に帰るためには…5時に帰る」なんて言葉をよく言っています。

目的達成のためには行動が必要

圧倒的な熱量で行動していきましょう!

個人内働き方改革① 帰る時刻をしっかりと決め、公言する

 日本人は始業時刻は守るのに、終業時刻は守らない不思議な特徴がありますが、それはNG!

定時で帰るのが理想ですが、厳しいのであればこの時刻には「学校を去る」という時刻を決めましょう。自分の中にその時刻を胸に刻みましょう。

 しかし、それだけでは弱いです。定時を過ぎていても、

同僚

まつお先生、この前の運動会の件なのですが~…

と始まるのが職員室なので。

この辺はみなさんお判りですよね(笑)

しかし、突然「その件は明日にして!」なんて言えませんので、年度初めなどに

まつお先生
まつお先生

私は家庭の都合で定時で帰ります。

と公言しておくのが良いですね。


個人内働き方改革② 無駄を削ぐため、進んで仕事を奪いに行く

仕事の種類はさまざまありますよね。

困るのが、突然入ってくる仕事です。これは見通しが甘いがゆえに起こります。

勿論、生徒指導上など回避不可のイレギュラーもありますが、それ以外のイレギュラーは極力避けたいですよね。

働き方改革と逆行するようですが、仕事は自分から奪いに行った方が早く終わります

というか、その場を乗り切れば無駄な時間を費やさずにすみます。

無駄を削ぐために仕事を奪います。

同僚

今度の懇談会の時は何する~?ちょっと相談しようよ~

なんて、突然相談されることもありますよね。

まつお先生
まつお先生

それですが、明日まで考えてきますので私に任せてもらえますか?

話し合いは土台があって初めて成立します。不毛な話し合いに付き合ってはいけません

時間は有限です。

疲れ切った職員室で話し込むより、快適な家でコーヒーを飲みリラックスしながら考えた方が良い案が浮かぶに決まっていませんか?

個人内働き方改革③ 子どもの力を最大限借りる

私たちの仕事は、授業などの教育活動を通して子ども達に必要な資質能力を養うこと

授業創りや子ども達との関係性向上のために、宿題や提出物などのチェックに力を注ぎこむべきではありません。宿題チェックなどは「すぐに終わらせるべき」タスクです。

その時間を使って、中間休みや昼休みに子ども達と向き合って話したり、ふれあったりする時間を取ったりしたいですよね。

ポイントは「子どもの力を借りる」です。

今まで先生が一生懸命丸付けをしていたのを子ども達同士で丸付けをしてもらう。

掲示物を貼るのも子ども達と共に。子ども達は喜んで手伝ってくれます。

教師がすべてやってあげなくてはという固定観念を捨てましょう!

さいごに

教員の働き方改革は行政側の努力、学校の努力、教職員の努力が必要な社会的問題です

より大きな組織への働きかけとして声に出しながら、個人で働き方改革を進めていきましょう

それが、目の前の子ども達への素敵な教育温かい振る舞いご自身の幸福感へと繋がっていけば素敵なことだなあと思っています。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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